先週の金曜日

近所の大学図書館への行き帰りで

苧環[オダマキ]の花を

たくさん見かけた

という話の続きです。

 

図書館に行く際に見かけた

白い苧環については

前回のブログで書いた通り。

 

帰りは

いつもと違う路地に入ったら

そこで華鬘草[ケマンソウ]を

見かけたわけですけど

その路地を進んでいくと

いろんな苧環が

目にとまりました。

 

 

まずはこちらの

薄いピンクの苧環。

 

ピンクの苧環

 

中央の白い部分が花弁で

ピンク色の部分は

萼片が変化したものです。

 

ピンクの苧環(アップ)

(2024年4月26日撮影。以下同じ)

 

苧環の

花びらのように見えるのは

すべてこの萼片が変化したもの

ということになります。

 

 

続いて青紫色の苧環。

 

青紫色の苧環

 

下の写真の蕾の部分

(中央右寄り)は

鳥を丸焼きにした

肉の塊のように

見えなくもないですね。

 

青紫色の苧環(アップ)

 

今回、ハナノナで調べると

すべて以下のように

「ミヤマオダマキ

 別名:アキレギア、アクイレギア」

と出ましたが

そこらへんは

ハナノナ・クオリティ。( ̄▽ ̄)

 

青紫色の苧環(ハナノナ)

 

上のハナノナの写真だと

鷲の爪のようだといわれる

距がくねっと曲がった様子が

よく分かるかと思います。

 

みんなの趣味の園芸

というサイトに

本来の西洋苧環は

茎がまっすぐに伸びて

青紫色の花がうつむいて咲く

と書いてありましたけど

だとすればこれが本来の西洋苧環

アクレイギア・ブルガリス

ということになるんでしょうか。

 

 

そして最後に

八重咲きの苧環。

 

八重咲きの苧環

 

茎がまっすぐに伸びて

うつむいて咲くという

上記「みんなの趣味の園芸」

というサイトにあった説明に

ぴったり合いますね。

 

八重咲きの苧環(アップ)

 

蕾らしきものも見えますが

鳩のように見えますか?

 

八重咲きの苧環(蕊)

 

花弁の中の蕊は

白い苧環とそっくり。

 

 

これらさまざまな色の苧環は

すべて西洋苧環でしょう。

 

その色それぞれによって

何らかの流通名や品種名が

あるんでしょうけど

ちょっと調べきれないというか

調べてません。(^^ゞ

 

そこはご容赦いただければ幸い。