これも
確定申告のために
税務署に行った時のこと。
書類を提出して
税務署を出てすぐの
足元の植え込みスペースに
赤い葉っぱの花が
目にとまりました。
(2024年3月14日撮影。以下同じ)
ハナノナで調べると
「ヒマラヤユキノシタ
別名:オオイワウチワ」
と出ましたが
明らかに違うだろう
と思いまして。
以前、取り上げていて
花のつき方が
似ているかもしれませんけど
大きさが明らかに違います。
大岩団扇なんていうほど
大きな葉っぱでもないし
ヒマラヤ雪の下の葉っぱは
紅葉するんでしょうか。
そこで
「ヒマラヤ雪の下 似た花」や
「赤い葉 ピンクの花」など
いろいろと検索語を模索して
調べてみたところ
姫蔓蕎麦の葉っぱが
赤変したもの
と当たりをつけた次第です。
姫蔓蕎麦なら
以前にも取り上げていますし
写真をよくよく見てみれば
姫蔓蕎麦の葉っぱに特徴的な
葉脈と逆向きのV字の模様が
確認できなくもありません。
まあ、姫蔓蕎麦は
原産地はヒマラヤなので
ヒマラヤ雪の下と誤認しても
許容範囲かしらん。( ̄▽ ̄)
一度、取り上げているものを
再度、取り上げたのは
この時期、ここまで葉っぱが
赤変しているのは珍しい
と思ったからです。
一部の花が
咲いているのを
確認できるのも
個人的には
継子の尻拭いと同じくらい
珍しいと思ったのでした。
もっともこれは
撮った写真を見直して
気づいたことで
撮っている時は膝が痛く
しゃがめなかったこともあり
全く気づいてませんでした。( ̄▽ ̄)
あと
姫蔓蕎麦の葉っぱが
紅葉していることを
ブログで取り上げている人は
意外と多いのも
再度、取り上げた理由です。
ポリゴナム Polygonum は
旧属名に由来する別名で
節(gonu)が多い(polys)
という意味だとか。
現在の属名は Persicaria
[ペルシカリア]といい
こちらは「桃の葉に似ている」
という意味だそうです。
科名は
属名ポリゴナムの時が
capitatum で
これは「頭状花序の」
という意味だそうですけど
これに基づいて
カピタツムと
呼ばれることもあります。
和名の別名としては
寒虎杖[カンイタドリ]
というのがありますが
どうしてそういう別名がついたのか
までは調べがつきませんでした。
周りに仏の座も生えていますから
これが春の状態であるのは
明らかかと。
姫蔓蕎麦が紅葉するのは
一般的に秋から冬にかけて
とされているにもかかわらず
どうして春の初めに
真っ赤になってるのか。
生あるものは
なかなか決まり通りに
いかないものですね。