連休中日の寒が緩んだ本日
Amazon で注文した本の
振り込みのために
銀行まで行く際
いつもと違う道を通ってみたら
川沿いに桜が咲いてました。
もう桜が咲いたのか
と思ってびっくりしましたが
帰ってから『樹木図鑑』を繙いて
花期が1〜3月の
寒緋桜ではないかと
思った次第です。
別名は緋寒桜で
Wikipedia には
元日桜、台湾桜、緋桜というのも
載ってました。
下向きに咲いて
花弁が完全に開かず
濃紅紫色で卵状楕円形の
5枚の花弁の先端には
切れ込みがある等々
『樹木図鑑』に書かれている特徴に
そこそこ当てはまる感じです。
そばには白梅の樹もあって
梅と桜のコラボを
楽しむこともできました。
こちらは梅としかいえず
品種名までは分かりません。(^^ゞ
散歩ないし散策中の
通りがかりの人たちは皆
カメラやスマホを
桜に向けてましたが
実はそばの空き地にも
いろいろと咲いておりまして。
上の写真じゃあ
ほとんど分かりませんけど
その場に立つと
鮮やかな黄色や紫色が
目に入ってきたんですよね。
こちらの黄色いのは
野襤褸菊[ノボロギク]で
明治の初めに渡来した
ヨーロッパ原産種の雑草です。
黄色い頭花は筒状花で
普通はこれ以上開きません。
名前の由来は
野に咲く襤褸菊
(襤褸菊に似た花)
だからだそう。
元の襤褸菊の方の名前の由来は
白い冠毛が襤褸屑のように
見えるからだとか。
すでに
冠毛をつけているものも
ありました。
花期は1〜12月と
一年中咲いているので
まあ、珍しくないといえば
珍しくないんですけどね。
野襤褸菊のそばに咲いている
紫色の花は
春の七草でない方の
仏の座でしょう。
花弁が伸びていない
丸いままなのは
閉鎖花でしょうね。
花期は3月から6月で
少し早いですけど
時期的に早過ぎる
というわけでもなく。
薺[ナズナ]こと
ペンペン草も
目にとまりました。
こちらは根生葉が
春の七草になります。
野襤褸菊も仏の座も薺も
普通に見られる雑草ですから
誰もカメラを向けないのは
仕方がないとはいえ。
『らんまん』効果は
身近なところだと
あまりないみたいです。( ̄▽ ̄)