昨日、薬のクリエイトまで

買い物に行った帰り

近場のガーデン風の場所に

立ち寄ってみました。

 

コスモス

 

紫色の花が咲いているので

ハナノナで調べてみると

「コスモス」と出ましたが

 

コスモス(ハナノナ)

 

まあ、正解のようです。

 

一般的なコスモスに比べると

舌状花が細長いタイプのようですが

茎の葉っぱの様子から

間違いなかろうというわけで。

 

 

コスモスの漢字表記は

「秋桜」ですけど

「秋桜」と書いて

「コスモス」と

ルビをふるようになったのは

山口百恵の歌が

ヒットして以来のようです。

 

古くは「アキザクラ」

と読んでいたようで。

 

 

昔からの漢字表記は他に

「大波斯菊[オオハルシャギク]」

というのもありますが

これはすでに渡来していた

波斯菊に似ていたからのようで。

 

「大春車菊」と書いて

「オオハルシャギク」と

読ませる場合も

あるようですけど

なぜ「春車」という字が

当てられるようになったのか

すぐには調べがつきませんでした。

 

 

「秋桜」という表記を提案したのは

牧野富太郎だそうで

俳句の世界で使われたのを

流用したのだと

暦生活」というサイトに

書いてありましたけど

これにはびっくり。

 

秋桜という呼び名は

花期と花弁の形状に

由来するんでしょうけど

早ければ夏頃から咲く

早咲き品種もありますし

花弁も必ずしも

桜の花に似たものばかりと

限りません。

 

明治に入ってきた頃は

秋に咲く品種ばかりだったのか

とただ想像するばかり。

 

 

なにはともあれ

季節は初夏だし

波斯菊にも似てないしで

ブログのタイトルでは

「コスモス」とした次第です。

 

 

ところで今回

写真を撮るために近づいたら

花弁の上に蜘蛛がいるのを

見つけました。

 

コスモスと花蜘蛛

 

紫馬廉菊の時に参照した

昆虫エクスプローラの

蜘蛛の図鑑で調べてみても

該当するものは見つからず

「蜘蛛 緑色」で検索したら

一発で分かりました。

 

こちらは花蜘蛛といって

割とよくいる種のようです。

 

薄緑色の体色が

紫色の花びらに生えて

美しいですね。

 

 

ちょっと見には

蟹のようにも見えますが

カニグモ科の一種だと知って

さもありなん。

 

多くは腹部に

斑紋があるようですけど

斑紋のない個体もいて

ちょうど Wikipedia には

その無斑紋の個体の写真が

載っています。

 

そこには雌だと

書いてありますけど

今回見かけたのが雌かどうか

無斑紋の個体がすべて

雌なのかどうかまでは

分かりません。

 

 

名前は

花弁の上で

獲物を待ち構えることに

由来します。

 

ちょうど隣の花弁上には

黒い甲虫らしきものがいるので

(ハナノナの写真に

 写り込んでます)

もしかしたらその甲虫を

狙っているのかも。

 

その後どうなったかは

知りませんけれど。

 

 

 

●修正(翌日3:10ごろの)

 

「紫馬簾菊」を

「紫馬連菊」と

書いて(打って)いたので

修正しました。

 

ただいま

本日集荷締め切りの

小論文を採点中で

その休憩中に見てて

気づいた次第でございます。

 

失礼いたしました。m(_ _)m