昨日は

定期の診察で病院に寄ってから

塾の会議で立川へ。

 

病院近くの道で

区画整理中の工事現場脇に

たくさんの黄色い花が

目にとまりました。

 

波斯菊

 

ハナノナで調べてみると

「ハルシャギク

 別名:ジャノメソウ」

と出まして

 

波斯菊(ハナノナ)

 

帰宅後に検索したところ

正解でした。

 

 

「ハルシャ」というのは

ペルシャのことだそうで

その和名表示が「波斯」です。

 

最近は「春車菊」とも

表記されるのだとか。

 

でも、なぜ

ペルシャという名が

付けられたのか

という点については

謎のようです。

 

 

舌状花冠の根元が

褐色になるので

中央に茶色い

円形模様ができて

向日葵のように見えるのが特徴。

 

別名の

蛇目草(蛇目菊)は

見た目が蛇目模様であることに

由来するものです。

 

もっとも花弁は

咲いてしばらく経つと

垂れ下がっていき

まさに蛇の目傘のように

見えるそうですから

そちらに由来するのかも。

 

 

褐色の濃淡の程度は

個体差があるようですね。

 

その茶色い部分に

黄色い粒々が見えますが

それが筒状花になります。

 

波斯菊(アップ)

 

英名は

Plains coreopsis で

コレオプシスというのは

学名からきています。

 

plains は

「平原の」「高原の」

という意味ですから

直訳すれば

「平原のコレオプシス」

でしょうか。

 

季節の花 300

というサイトの説明によれば

コレオプシスはギリシャ語で

「南京虫に似ている」

という意味だそうですが

これは実の形に由来するのだとか。

 

「季節の花 300」には

「孔雀草」という別名がある

とも書かれていました。

 

 

Wikipedia では

「空き地や道端などに生える雑草」

と切って捨てられております。

 

珍しいと思ったんですけどね。