以前、当ブログでも

取り上げたことのある

百合樹[ユリノキ]。

 

その際に

和名は学名の

Liridendron tulipifera の前半

属名を直訳したもので

種小名の tulipifera は

「チューリップのような花をつける」

という意味だと

ご案内しました。

 

ちょうど今頃が花期ですが

高く茂った葉の間に咲くので

確認は難しそうと書いたのは

おととしの10月のこと。

 

それ以来なんとなく

気にしてはいたんですけど

昨日、買い物の帰りに

バス通り沿いの道を通りかかり

進行方向をふと見上げたら

花らしきものが

咲いてるじゃあないですか。

 

百合樹

 

まさに

高く茂った葉の間に咲いていたので

さすがに接写はできませんでした。

 

百合樹の花(その1)

 

こんなことなら

機種変換するときに

望遠機能のある機種に変えとけば

といってみても後の祭り。

 

百合樹の花(その2)

 

それでも

チューリップのような

花の形くらいは

かろうじて分かるのではないか

と思います。

 

百合樹の花(その3)

 

外側の花弁が落ちたらしき

花もあるようで。

 

不思議と

花をつけた木の

左右の木々は

花をつけてませんでした。

 

もう付けてしまって

散った後なのかもしれませんが

あるいは

木にも個性があるのかも。

 

何はともあれ見ることができ

まずは嬉しい限りです。

 

 

ちなみに

『葉っぱで見わけ 五感で楽しむ

樹木図鑑』(ナツメ社)には

「野鳥が花の蜜をなめようと、

 花を根本から切断することがあり、

 落ちている花を見つけて

 観察することができる」

と書いてありました。

 

次はそれに遭遇できることを

期待したいと思います。(^ ^)v