本日は

喘息の薬の

処方箋を出してもらいに

定期の診察に行ってきました。

 

以前の記事でちょっと書いた

4日の午後のリベンジ(?)です。

 

 

銀行でお金を下ろすために

いつもタワーレコードからの

荷物を受け取るコンビニ横を

通り過ぎようとした時

白い細[こま]い花に目が止まり

さっそくハナノナで調べてみました。

 

近所で見かけて

ハナノナで調べたことのある

(だから信頼性は今ひとつながらw)

藪人参[ヤブニンジン]かも

と思っていたんですが

「セリ」と出たり。

 

藪虱(ハナノナ)

 

ところが

帰宅後に調べてみると

どうも違うっぽいというか

芹は湿地に生えることが多く

花期が8月ごろなので

今ごろ道端に

生えているはずがない。

 

葉っぱの形状が

藪人参と似ているので

「藪人参 似た花」

というワードで検索したところ

「松江の花図鑑」というサイトの

ヤブニンジンに似た仲間

という記事がヒットして

藪虱[ヤブジラミ]だと

同定できた次第です。

 

 

「ヤブニンジンに似た仲間」に

掲げられている花のうち

雄藪虱[オヤブジラミ]は

以前、当ブログでも

取り上げています。

 

そのとき

「ヤブジラミ」と出たくせに

今度は「セリ」と出るとは

ハナノナおそるべし。( ̄▽ ̄)

 

 

ちなみに

藪虱という名は

藪を歩くと

服などにくっついてくる

棘のある実を

虫の虱に喩えたことから

きています。

 

いわゆる「ひっつき虫」のひとつ。

 

虱も最近はあまり

見かけることがなく

というか

自分は今まで

見たことないですけど

去年もニュースになってますから

根絶しているわけはないようですね。

 

いわゆる衛生害虫の名前を

つけられるなんて

災難というか何というか。

 

昔は虱が

当たり前にいたから

ユーモア感覚を

伴っていたのかも

しれませんけどね。

 

 

学名は

Torilis japonica で

japonica と付いてますから

日本固有種でしょうか。

 

「山と花と仕事隊」

というブログの記事によれば

属名の Torilis は

特に意味がないそうです。

 

英名はないようで

学名の属名を

そのまま英語読みするか

和名そのままで良い

と思われます。

 

 

ところで

ハナノナで調べたあと

アップで撮ってみたところ

何やら茶色い異物が目に入りまして。

(そんなんばっかw)

 

藪虱(アップ)

 

よくよく見ると、なんと

尺取虫なのでした。

 

尺取虫

(動揺したのかピントが合ってないw)

 

「昆虫エクスプローラー」

というサイト内にある

虫が苦手な人は閲覧要注意ページ

シャクトリムシ図鑑」で

確認してみたところ

ナカウスエダシャク(中薄枝尺)

ではないかと思われます

 

「枝尺」という名の由来は

木の枝に擬態する

尺取虫だからでしょうが

「中薄」というのは何でしょう、

色合いでしょうかね。

 

木の枝に擬態するやつが

野草の茎を這ってて

いいんでしょうか。

(擬態できないじゃん【 ̄▽ ̄】)

 

藪虱と尺取虫

 

尺取虫は子どもの頃

1cmにも満たない長さの

小さく細い個体を

よく見かけましたが

今回のように

2〜3cmくらいある

大きい個体を見るのは

初めてです。

 

自分だって

虫が得意というわけではなく

特に蛾の成虫とか芋虫系などは

大の苦手とするものですが

尺取虫は動きが面白いので

見ているだけなら

耐えられないこともない

といったところ。

 

写真を撮ったあと

最近の人は

尺取虫といっても分かるのか

尺を取るという動作自体

もう分からないんじゃないかしらん

動画を撮るべきだったかなあ

とか思ったことでした。

 

動画なんてアップしたら

嫌われそうですけど。( ̄▽ ̄)