白い菫

見かけたのと同じ日

銀行に向かう途中の

川の土手に咲いている

鬱金香を見かけました。

 

土手のチューリップ(その1)

 

以前、水仙が咲いていた土手

橋を挟んで反対側になります。

 

土手のチューリップ(アップ)

 

鬱金香[うこんこう、うっこんこう]

すなわちチューリップも

球根で増えるわけですけど

どうして川の土手に

チューリップの球根が逸出したのか

謎としか言いようがありません。

 

土手のチューリップ(その2)

 

以前の水仙とは違い

野草が繁茂した中に

咲いているわけですが

それが園芸種として知られる

チューリップなだけあって

これはこれで

奇妙な風景

という気がします。

 

 

その近くには

小さな教会もあって

その教会の小さな花壇にも

チューリップが咲いてました。

 

教会のチューリップ

 

やっぱりチューリップは

こんな感じで咲いているのが

お似合いのような気がします。

 

赤いのは

花弁の一部が

外側に広がってますけど

そういう特性を持つ

品種なんでしょうか。

 

モンソーフルール監修の

『花図鑑』によれば

光や温度によって

花びらを閉じたり開いたり

するそうなので

そのためでしょうか。

 

上から撮ると

綺麗に広がっているので

こういう特徴を持つ

品種のような気もしますけど。

 

教会のチューリップ(赤)の蕊

 

白いのも

上から接写してみたら

蕊の具合が違う感じだったので

ちょっと意外でした。

 

教会のチューリップ(白)の蕊

 

みんな同じかと

思ってたんですが

こういうもんなんでしょうか。

 

ピンク色のも

八重咲の品種なんでしょうかね。

 

 

ちなみに

鬱金香という和名を

初めて見たのは

横溝正史の中編

「薔薇と鬱金香」(1936)を

角川文庫で読んだ時のこと。

 

当初

「うつこんこう」

と読んでいて

チューリップの

和名だと知ったのは

さて、いつのことでしたか。

 

話の内容は

すっかり忘れてますけど

鬱金香という字面が

印象に残っている一編です。

 

 

 

さて、今日も今日とて

階上のドリル音で

起こされましたが

やや間欠的だったこともあり

このまま寝られるかと思ったら

宅急便が届いたため

結局起きることに。

 

間欠的とはいえ

うるさいことはうるさいので

ちょうど昼前に起きたことでもあり

映画を観に行くことにしました。

 

何を観に行ったかは

また次の記事で。