昨日、
ディスカウント・スーパーOKから
薬のクリエイトに行く途中の石垣に
白い菫[スミレ]が咲いているのを
見かけました。
花弁の後ろに
名前の由来となった
距が見られますから
(赤で囲った部分の
天狗の鼻のような部分)
菫に間違いないでしょう。
菫といえば紫色ですが
白い菫もあるのかと
さっそく手もとにある
『山野草図鑑』で
スミレ科のページを見たところ
どうやら有明菫のようです。
この場所に通りかかる前に
ごみ収集場のところでも
白い菫を見かけておりまして。
赤で囲った部分を
アップで撮ったのが
下の写真。
そのとき
ハナノナで調べてみたところ
「ケマルバスミレ」
と出てたんですが
残念ながら葉っぱの形が違う。
毛丸葉菫はその名が示す通り
葉っぱの形が円形
(ハート形)なので
へら形をしている今回の種と
明らかに異なるわけです。
名前の由来は
花の色が白から薄紫と
変化に富むので
有明の空に譬えたのだとか。
本菫との違い(見分け方)は
距の長さで判断できるそうで
短いのが有明菫だそうですが
いかがでしょう。
本菫の写真を比較しないと
分からないですよね。
それにしても
ごみ収集場の脇だったり
石垣の上だったりと
どうしてそんな場所に
ポツンと生えるものなのか。
これは種に
エライオソームという
蟻が好む付属物がついていて
蟻が種を運ぶからだと
思われます。
それもあって
石垣の隙間(割れ目?)から
生えてくるんでしょうね。
ところで
1968年にブルーコメッツが創唱し
1981年に岩崎宏美がカバーして
人口に膾炙した歌に
「すみれ色の涙」
というのがあります。
自分も御多分に漏れず
岩崎宏美の歌で
知ったクチですけど
その歌い出しは
昭和生まれならご存知の通り
♪すみれって すみれって
ブルーな恋人どうしが
キスして キスして
生まれた花だと思うの
というものでした。
(作詩:万里村ゆき子)
これに従うなら
白い菫だとやっぱり
白い恋人同士になるんでしょうか。
お菓子かよ。( ̄▽ ̄)
以下、定期報告。
本日も朝の9時から
階上でドリル音がして
叩き起こされました。
昼食時間を挟み
夕方5時ごろまで
鳴り響いてましたが
バッハのオルガン曲を
そこそこ大きい音でかけ続け
相殺を試みました。
コラール編曲だと
ドリル音に負けそうですが
トッカータとフーガとか
プレリュードとフーガとかなら
そこそこ対抗できそうです。
これぞまさに悪魔祓い
といったところですかね。