採点を終わらせた答案を
集荷の受付に持って行く際
花梨の実を見かけたことは
昨日、書いた通りです。
それとは別に
オレンジ色の実が
鈴なりに生っているのを
やはり受付に行く途中
見かけています。
これは何の実だろうな
と思っていたんですが
花梨について調べている時
たまたま開いた本に
答えが載っていました。
以前ご案内の
ピラカンサ類、ないし
トキワサンザシ属のひとつで
橘擬[タチバナモドキ]
といいます。
以前、紹介した際は
漢字だけだと読みづらいので
「橘擬き」と
送り仮名を付けといたんでした。
常盤山査子[トキワサンザシ]と
花山手毬[カザンデマリ]の実は
両方とも赤いのに対し
橘擬の実は黄橙色で
ほとんどそれだけで区別されます。
他に、常盤山査子と花山手毬は
葉っぱに鋸歯がありますが
橘擬には鋸歯がない
という特徴があり
それでも見分けられるそうです。
ただし今回は
手に取ってみられるほど
葉っぱが近くになく
ズームをかけて
細部を見極められるくらい
クリアな写真も撮れず
鋸歯は未確認と
せざるをえませんでした。
和名の由来は
果実の色がミカン科の橘に
似ているからです。
花期は5~6月ごろで
見ているはずですけど
撮らなかったのか
写真ファイルを見ても
見当たりません。
今回、橘擬の木だと
分かったわけですので
来年の春には忘れずに
確認できればと思ったのは
花梨の時と同じです。(^^ゞ