昨日、小待宵草を見つけた
タクシー乗り場と
道路を挟んで向かい側の
空き地に生えていたのがこちら。
ただいま駅前は再開発中で
この空き地のあたりは
前は和菓子屋があったところでした。
以前見た時は
空き地全体を囲むように
柵が巡らされてましたが
今回は柵の一部が払われていたので
(車両を入れるためかと思います)
近寄って撮ることができた次第。
上の写真の緑色のは未熟果で
奥に写り込んでいるのが成熟果です。
上の写真は別の房ですが
黒々とした実のなり方は
葡萄の房のようですけど
こちらは葡萄の仲間ではなく
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の
洋種山牛蒡といいます。
過ぐる6月に
赤芽柏の花を見つけた際
その近くに生えていたのを
ハナノナで調べ済みなので
すぐに分かりました。
「ヨウシュヤマゴボウ」
と表示されたので
「洋酒」という漢字表記
だと思っていたら
「洋種」だったというのは
酒飲みらしいオチ。
(最近は控えてますけどね)
こちら↓が花のアップ。
(6月21日撮影)
Wikipedia によれば
成熟果の汁は強力な染料で
服や肌につくと
なかなか落ちない
とのことです。
6月の頃は成熟果が
実ってなかったんですけど
今回ようやく実見できました。
色合いも毒々しい感じですが
見かけそのままに有毒で
実だけではなく
根や葉にも毒があるとのこと。
この洋種山牛蒡、
自分の住んでいるあたりでは
割とよく見かけます。
それでも
最寄り駅そばという
いってみれば街中の空き地に
どんと生えているとは
思いもよらず。
今どきの子どもはもちろん
大人にしても
山野草類を採って
食べる人はいないと思いますけど
もし近所で見かけた場合は
ご注意くださいまし。




