昨日の立川フロム古本市で
買った本の一部がこちら。
(春の野草:1991年6月10日発行
夏の野草:1991年8月15日発行
秋の野草:1991年9月25日発行)
山と溪谷社が出している
山溪フィールドブックスの
1巻から3巻にあたります。
著者はいずれも永田芳男。
当ブログで以前ご紹介の
同じ著者ですね。
ちなみに
当時の定価は各2400円で
今回の付け値は各400円。
そりゃ買うでしょ。
当時は単体でも買えましたし
今回もバラ売りでしたが
3冊セットで見ることを前提に
編集されているようで
「3巻で1000種収録」を謳った
「野草に親しむために」というまえがきは
3巻に共通して載っています。
ただし「あとがき」は
『秋の野草』の最後のみで
『秋の野草』のみの記事として
「植物写真について」という
文章も載っており
カメラはどういう機種で
レンズは何ミリでフィルムはポジ
等々、縷々説明されています。
自分はカメラ小僧ではないので
ほとんど意味が分かりませんけど
咲いている環境を写すのも大事
という件りには
大いに頷いた次第です。
今のところ
『春の野草』を
パラパラと見ただけですけど
愛用している『草花・雑草図鑑』より
写真が大きめだし
区別のポイントを示す
小さな補足写真もついていて
普段から眺めるだけでも
楽しめそうな感じ。
自宅の近所では見られない
珍しい花も載っていて
ラン科アツモリソウ属とか
サトイモ科テンナンショウ属など
その独特のフォルムに
萌えずにはいられません。
それらの実物を
見られそうにないのが
かえすがえすも残念です。