先の記事では
立寒椿をハナノナで調べて
「サザンカ」と出た時
これで間違いないだろうと
思ったと書きました。
間違いないだろう
と思ったのは
近所のお宅の庭に
咲いているのを
見かけていたからです。
それがこちら。
ハナノナで調べてみると
「サザンカ」と出て
これがあの有名な山茶花か
と思ったのでした。
白い花なので
『樹木図鑑』の解説に従うなら
野生種に由来するもの
ということになるんでしょうか。
「あの有名な」というのは
童謡の「たきび」(1941)で
歌われていることをふまえて
書いています。
巽聖歌の歌詞には
♪山茶花 山茶花 咲いた道
というフレーズが
出てきますけど
それがどういう風景なのか。
子どもの頃はともかく
今では実見するのが
難しいように思います。
近所の庭のように
童謡で歌われている風景も
通り道の垣根の向こうの
庭の中に咲いているんでしょうか。
ちなみに
山茶花が歌われている曲として
もうひとつ、思い出すのが
昔テレビでよく耳にした
大川栄策の歌う
「さざんかの宿」(1982)。
今回、歌詞を検索してみたら
吉岡治の書いた詞に
♪赤く咲いても 冬の花
というフレーズがあって
今さらですけど
びっくりさせられました。
山茶花の項目には
「紅花のイメージが強い」
と説明されていて
手元の『樹木図鑑』の方を
先に読んでいたものですから
そうだったのかと
逆に驚いております。(^^ゞ
童謡の「たきび」は
何色の花なんでしょうね。
やっぱり白い花かなあ。


