水曜日、
以前書いたような理由で
ひと駅あるいたとき
国道脇の街路樹スペースに
悪茄子が咲いているのを見つけて
びっくりしました。
以前、螢袋の群れを紹介した際
ハナノナで調べたら
「ワルナスビ」と出て
ぜんぜん違うがな
と書きましたが
今回のは
ほんとの悪茄子になります。
図鑑などで目にしていて
記憶していたので
一発で分かったのが嬉しい。
念のため調べてみたハナノナも
今回は正解でした。
茎や葉っぱには棘があるそうで
和名の別名が鬼茄子なのは
それに由来するものかしらん。
棘が細かすぎるからなのか
上の写真では
よく分かりませんけど。
茄子の花に似ているから
悪茄子とつけられたわけですが
「悪」の文字が冠されたのは
その全身(全草)はもちろん
プチトマトに似た実にも
ソラニンが含まれる毒草であり
飼い牛などが食べて中毒する
という被害を起こすため
「悪」の名が冠されました。
したがって英名も
ソドムのリンゴ Apple of Sodom
悪魔のトマト Devil's Tomato
というそうな。
国道脇だからなのか
ちょっとヘタった感じなのが
哀れを催しますけど
実はヤバいやつ。( ̄▽ ̄)
しっかし
なんでそんなものが
躑躅[ツツジ]が植えられた
街路樹スペースに
生えているのか。
自動車で、どこからか
種が運ばれてきたという
雑草あるある、なんですかねえ。