川北1号墳(東かがわ市引田) 2024年4月17日
いよいよ東かがわ巡礼も最終章。旧引田町に唯一にしてあるいは香川県最東端の古墳とされる川北1号墳です。
湊川上流部の藤井古墳からは高松道のちょうど1区間東にあたるが当然318号を11号まで下り東へ4kmほど走れば、白鳥と引田を分ける丘陵地にさしかかる。その南斜面の引田IC後背尾根に川北1号墳があるとされます。
IC方面へ11号を立体交差で抜け、高松道をくぐれば小海川沿いの田園地帯になる。この西側の丘陵尾根のどこかに古墳があるはず。
川沿いを少し進み山裾の集落方面を目指せば、お宅の前で農作業に勤しむ中の男性にお声をかける。運よく古墳の所在をご存じで、山裾を料金所方面に行きどまれば登り口があるという。
指示通りに高速まで突き当たれば小広いスペースがあり、脇には斜面の上にお宅へ登り路が。その奥にコンクリの階段が設えられ、これが登り口と察せられる。
この情景はさぬき市津田の岩崎山1号墳のロケーションと酷似している。
あるいは鳴門市撫養町の大代古墳の雰囲気をも彷彿とさせます。いずれも尾根上の前方後円墳でしたが、今回はどんな古墳が待っているのだろうか。
登り路はどうやら四国電力の送電線管理路のようで、料金所側はフェンスで囲まれ、10ⅿほど登ったところには鉄扉がきびしく閉じられています。