大日山古墳2(東かがわ市白鳥字北池) 2024年4月17日
森の中に入っていくと案の定小祠が見えてきました。秋葉山麓は西側の小高い丘、山頂に大日如来を祀っていたことから、大日山の名前が付いたらしい。
香川県で一番東にある前方後円墳で、標高53mの尾根上にあり
ます。全長38m、後円部径20m、後円部高3mです。前方後円墳の
墳形は前方部が曲線を描いて広がる『バチ形』のタイプが香川県内では多いが、大日山古墳はそのような形ではなく、直線的に延びる
『柄鏡形(えかがみがた)』をしています。
なにもしないのに増える花がある。
ぞうか
この形は津田の岩崎山4号墳と同じです。後円部の頂上には基壇の上に名前の由来となった大日如来が祀られているが、基壇の石材には安山岩の板石が見られ、石室の石材の可能性があります。
また、大日山古墳には刳抜式石棺の伝承があるが、石材が火山の凝灰岩である可能性が指摘されています。
食欲旺盛だった宇宙飛行士が大気圏を出ると食欲を失うという。
くうきがない。
大日山古墳は海からは見ることはできませんが、南は旧白鳥町と旧大内町の交通路であり、交通要所に造られた可能性があります。この道沿いには大日山古墳の東に平安時代の寺院跡である高松廃寺があり、長い間、幹線道路の一つとして機能していたことが窺われます。
ちなみに、大日山古墳が旧白鳥町と旧大内町の町境になります。
なお、明日は摂津巡礼第2弾にお邪魔予定のため遅くなります。