古墳巡礼・四国編 246 大日山古墳 | ロック古典主義

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 大日山古墳(東かがわ市白鳥字北池) 2024年4月17日 

 

 さて、東かがわ巡礼も道半ば。なのに昨日はさぬき市にお邪魔しました。昨秋お邪魔して、塩漬けになっている高松紫雲出山巡礼もあって追いつきません。さらに明後日は摂津巡礼第二弾を予定していて混迷を深めてきました。

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 気を取り直して東かがわに戻ります。undefined

 秋葉山塊2墳目は岡前地神社古墳から11号バイパス前山トンネル 

を挟んで南側、小丘陵の尾根筋に鎮座する大日山古墳です。 

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 県道41号おおち夢街道を白鳥大内IC方面に11号を越えて南下し

丘陵の南面に回り込みます。古墳の真南麓に広い敷地のお宅があり

お庭では古老が農機具の手入れをされている。 

 この方ならばと声をかければ「裏山の大日山は我が家の山で古墳 

は尾根筋にあるが、こちらからは登れない」とおっしゃる。山からは良質の真砂土が採れるので、戦後大阪の天保山の業者が掘り崩して、山の西側がなくなり、道も失われたらしい。 大日山を所有するという剛毅な小父さんはなかなかの語部であり、白鳥と大内の成立ちを丁重にご教示いただいた。

 そこで遠回りだが、東側の斜面を北に登り尾根を戻るしかないとのことで、早速そちらに廻り、未舗装道にゆるゆる取付く。

 この道路も花崗土の切り出しに使われていたと見え、草は繁るも二本の轍が続き傾斜も緩やかなので身体には優しい。 

 その分なかなか高度は取れず、かなり北まで登り尾根に取付く。 

なるほど西斜面は砕土跡が痛々しい。 

       

 ここまで来ると尾根からの展望が素晴らしい。標高50ⅿあまりの 

トレックながらさながらアルプス縦走を思い出す。小父さんの話では前方の樹林の中に祠があって、長曾我部の武将が祀られているというが、おおらくそこが古墳に違いない。