古墳巡礼・近畿編 132 摂津巡礼23 | ロック古典主義

ロック古典主義

ジミヘンからプリンスまで
ロックミュージックの黄金時代を
西海岸からのランドスケープで描く
70年代古典ロックの物語をはじめ
卑弥呼の古代ロマンを求めて
古墳探訪の巡礼紀行などを
フレックスにお届けします。

 摂津巡礼23(神戸市灘区)

 

 EVに乗って4Fのコレクションギャラリーで同時開催のYokoo Tadanori Collection Gallery  Part2 「風景考」を拝見します。 

   Gustave Doré roi de l'illustration sous le Second Empire - Europ Explo

 絶賛開催中の「横尾忠則  ワーイ!★Y字路」展に関連づけ、横尾の個人コレクションのなかからギュスターヴ・ドレ(1832-1883)Roadartist...in athens!!!: Ο Ζαν Κοκτώ για την Ελλάδαやマン・レイ(1890-1976)、クリスト(1935-2020)ら西洋の近現代美術の巨匠による、「風景」に関連した作品を特集しているが、自身所有の作品なので13点なるも印象的なコレクションです。

32%割引【即出荷】 イギリス限定!現代美術家『クリスト&ジャンヌ=クロード』希少ポスター/アート芸術 印刷物 アンティーク/コレクション ...

 「もう飽きちゃってるんですよ。もう、ずーっと子供の頃から、絵しか描いてませんからね」
横尾忠則 87歳 絵は“飽きた”けれど・・・描くワケ
 日本を代表する美術家、横尾忠則さん。昨年10月、文化功労者に選ばれた。大胆な色使いに奇抜な構図。横尾さんの作品は日本にとどまらず、世界を魅了し続けている。御年87歳。いまも東京・世田谷のアトリエに自転車で通い、制作に取り組んでいる。RECICLONE, Antique bicycles restoration, Restauración de bicicletas ...
 それでも描くことに「飽きた」という、その真意は。

 テレビにありがちな演技を強要するような質問を受けるうちに、普段の自分を見失うところが、嫌なのだという。
第27回世界文化賞に横尾忠則、内田光子両氏ら5氏 - 読んで見フォト - 産経フォト

 今回のような過去の業績ですか。それに対する評価ですよね。具体的な、あの作品と、この作品というもんじゃないですから。非常に抽象化されてしまってるわけですね。もっと若ければ、それを励みにしてですね。『また明日から頑張るぞ』という意欲があるかも第27回世界文化賞に横尾忠則、内田光子両氏ら5氏 - 読んで見フォト - 産経フォトしれないけど。だから、期待されているような答えがなかなか出てこないんですね。やはり与えられている時間がないからですかね。

東京国立博物館(トーハク) 広報室 on Twitter: "本日、「#横尾忠則 寒山百得」展の報道発表会を行いました。現代美術家・横尾忠則 ... 

 やっぱりね。この年齢になるとですね。先の時間がそんなにあるわけじゃないので、そのことを自分の大問題として僕の中でそれをとらえようとしている、そういう気持ちは、いささか冷静というか不思議に安定していますね 

「横尾忠則 寒山百得」展が東京国立博物館で9月12日から 現代美術家 最大のシリーズ – 美術展ナビ 

 もうこの年になると、夢とか希望というのは、もう、いまの状態と同質化してしまっているので、そういうものは持てないんです。だから、きょう1日無事に終われれば『あ、きょう1日は生き延びられた』っていう、そういう感覚なんですよね。

 (文化功労者に選ばれたことについて)確かに社会的な現実に対して個人的現実を考えた場合は、もっと重要な問題が僕のなかに、あるわけです。それは人間の形成です。残された時間中で、それが達成するとは思えませんが、そうありたいですね

 

 3Fに降りようとしたらスタッフの方から、「鏡の廊下」はいかがですかとお勧めいただき、窓際の細長い通路に潜入する。三面鏡みたいのがいくつも並べられた通路は横尾に「キュミラズム・ツー・アオタニ」と名付けられた異空間。 

 窓に映る摩耶山系や王子公園の景色の中に移る自分の姿が万華鏡の中に入った気分にさせられます。