摂津巡礼20(西宮市鳴尾浜)2024年4月25日
快晴の日差しは強く暑くて眩しいけれど、それも含めて屋外球場の醍醐味だと思う。
一番ブライト健太がバッターボックスに入る。二軍の試合といえどもベンチ上で観ると迫力があります。フルスイングしたファールボールには身の危険を感じる。ホームベースが近いので、打球音に迫力があり打ち上げると観客が悲鳴を上げる。ピッチャーも投げるたびに「たー!」とか大声を出すのも聴こえる。
3回が終わったところで買ってきたお寿司を拡げてお昼にする。
ベンチの横にバッグを敷いて並べたが、たくさん買ったので落ちないか気になる。そのうち肝腎のまぐろ寿司パックが滑り落ちた。「ありゃー」思わず声を上げるも後の祭り。周囲の皆さんの視線も眩しく後始末します。
満員の鳴尾浜球場を眺めていると、阪神タイガースの人気の一端を垣間見たような気がする。阪神は戦前からの老舗でセリーグ球団なのと高校野球の聖地甲子園球場との相乗効果が人気の源泉と観ていた。が、この鳴尾浜球場の存在があった。
甲子園から目と鼻の先の鳴尾浜はなんと入場無料なのだ。そりゃあ大勢観に来るし、来た人は見ていた選手が甲子園に出たら見に行くようになるのでしょう。二軍といえどもプロスポーツを無料で観られるのはここだけです。阪神にしてみれば500人から僅かな料金を取るより何倍ものメリットがあるのでしょう。
快晴の暑さも陽がフェンスに掛かるようになり、グラウンドでは阪神園芸の皆さんによる水うちによって幾分和らぎます。