古墳巡礼・四国編 231 宇摩向山古墳 | ロック古典主義

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 宇摩向山古墳(四国中央市金生町下分)2023年6月22日 

 

 二天山を下り金生川右岸を500mほど下れば、右手に丘陵台地が現れ、その東端に宇摩向山古墳があります。 

   その手前にÝ字路があり、右手の坂を上れば眼前にブルーシートに

覆われた古墳と思しきが現れ、住宅地に車を停め進入路を探す。宇摩向山古墳群巡り - 野草(イエツァオ)なくらし!  民家裏にありそうなのだが入口が見当たらず、お宅の方に伺えば 

下の川岸から上がるとのこと。Ý字路に戻り左折すればなるほど全貌が見えてきました。 

 川沿いに道幅が拡がり、丘の裾の空き地には大型案内板が立つ。 表題には「国史跡」とあり由緒正しき遺跡と思われます。その割に 

はまだ除草がされておらず、梅雨が足元を濡らします。このあたり 

は地域との関係性が窺えます。

 案内板の配置図によれば先程のお宅はおろか、道を挟んだ住宅地 

までも史跡領域に含まれています。何やらややこしい空気もある。宇摩向山古墳 – 古代史で遊ぼう ~AI World~

 辺りは買い上げられた畑地に資材などが放置され、標高10ⅿほど 

の丘北斜面にはブルーシートが貼られ、整備途上の現場臭が漂う。 

順調な整備状況ではないのかもしれない。

 おもむろ坂道を分け入れば途中から半端に除草され、これも作業 

途中を醸します。斜面の中ほどに横道が巡り、左手に廻れば墓地に 

行きつく。 

 墳丘に上がれば20~20mはある細長い痩せ尾根に乗った感じで 

前方後円とは見えない。お隣のお宅が真横に迫りて、対する東側には金生川を挟んで宇摩平野が広がる。

 対岸の鎮守の森辺りが先週お邪魔した住吉神社でしょうか。