二天山古墳群2(四国中央市金生町下分)2023年6月22日
GoogleMapでは、二天山古墳群は東西400m最大幅200mほど
の東端が金生川に突き刺さる紡錘形の丘陵の中央部に存在する。
丘陵東端の地蔵尊前から北斜面を150mほど登れば、曲がり角を
丘陵中心に向かって直登する。山中になにやら建物らしきが見えてきて、廃屋の脇を抜けると道は行き止まる。
MAPでは目の前の斜面の上に古墳が鎮座するかの画像が見えるが
貧弱な足腰では一歩たりとも踏込むことはできない。蜘蛛巣のいや
がらせ、おまけに藪蚊の来襲を受けては一刻も早く立ち去るのみ。
オオアナムチの気持ちがよくわかる。
愛媛県史によると、宇摩郡地域の集落=愛媛県の東端、旧宇摩郡の東北部に位置する川之江市には、川滝町下山に発源した金生川が市内を貫流し(現在の川之江町において)燧灘に注ぐ。
この金生川には早苗下池に発源した山田井川が西流した後に合流
する。この山田井川流域は古くより開けたとみえ、鈴元古墳群三基
(現消滅)をはじめ二天山古墳がある。とされます。
そう考えると、今回、眼前で断念した二天山古墳とはどうのようなものなのか。尋常ならざる世界が広がるのではないのか。などと悔恨の念に苛まれます。
冬場になり足腰が回復したならば、再度お邪魔したい処です。が、春になってもまだ行けていないのが実情です。