ドラホ~ドラホ~ドラホ~~~⁉
ドラゴンフリークの皆さん!一年遅れで春がやってきました。
375日ぶりの照り焼き。違う。貯金ができた。すっかり忘れてましたが、実は去年の開幕戦に勝っていたのですね。
そこまでは高卒タレントの躍動に、「今年は違う」と気合が入り
特にWBC壮行試合で日本軍を圧倒した勢いに期待が高まった。
このチームの最大の売りは地元高校生を優先採用して、昇竜館で
純粋培養したキャラクターなのだが、そこが勝負弱さにつながっていた。結果、最下位に沈んだ。
そこに高卒大先輩の中島宏之に続いて、中田翔が加入してチームが突然活性化した。20代前半のレギュラー若い衆だけのひ弱な集団から勝負師軍団にへんしい~ん。
一番刺激を受けたのは細川成也25歳。バンテリンの5階席に放り込むチーム随一の長距離砲ながら大砲が一人ではマークがきつい。
大砲2枚になると相乗効果が出るだけでなく、メンター面のアシスト効果も絶大。
優しき先輩からの“お告げ”が現実となった。開幕から18打席連続でノーヒット。開幕2戦目の後には状態を心配したベテラン中島から食事に誘われた。夕食をともにしながら「初安打はホームランやと思うで」と言われると、3日後には今季初安打となるサヨナラホームラン。さらに「1本出たら立て続けに出ると思うわ」。その言葉通りここ5試合で3本。開幕直後の不振が嘘のように量産態勢に入った。
さらに、今季初勝利翌日の試合前の円陣で声出し役を務めた中田翔は「昨日はナイスゲーム。細川ナイスバッティン」と切り出すと「昨日の試合で主砲が目覚めたので、今日から楽な試合展開、試合運びができると思います」と選手を鼓舞。気持ちが楽になった細川成也はこの試合でも豪快な一発を叩き込んだ。
そうなると中田翔も黙っていない。開幕3連戦で2発放っていたが
勝ゲームに繋がらなかった。
ところがマツダの広島戦では勝利につながる打撃を披露する。
中田翔の激走が勝利を呼び込んだ。
7回まで完璧に久里に抑え込まれていた0-0の8回無死、先頭で
左翼線に打球を運ぶ二塁打とし、絶好機を演出。代走田中が続く
細川の右前打と敵失で決勝のホームを踏んだ。
「柳をなんとか勝たせたい一心でした。(激走は)ハム・ストリングがピクピクして怖かったけど、その後、細川も彼らしいバッティングをしてくれた」。去年までならサヨナラ負けのパターンが4番の仕事でチームを勝率5割に押し上げた。
昨日の第2戦も中田のバットから始まった。
中日先発・涌井を援護する先制の犠飛に「三好が頑張って走ってくれました」とコメントした。その後、細川成也バックスクリーン直撃2ランが出て試合を決めた。
ところが、中田翔が4点リードの六回裏から途中交代となった。
「こは一大事か。早すぎるやろ」しかもベンチから消えたらしい。
そして今日の第3戦。スターティングオーダーに名前がない。「やっぱり」
好事魔多し。控えリストにも名前がない。やっぱり一昨日の激走で痛めたに違いない。石川昴弥もビシエドもまだ2軍から上がっていない。中田抜きの戦いになるのは苦しい。
3回までヒット一本と低調。先発メヒアも何とか抑えて0-0。
5回に先頭の上林ヒットに続き宇佐美のセンターオーバー二塁打で今日も1点を先行。やっぱり宇佐美は勝負強い。
ゲームは7回までヒット数3-2と低調なまま1-0で残り2イニングを残し、メヒアから勝野昌慶へ継投。勝野は先日の巨人戦で158㎞の球速を記録。これは高橋宏斗と並ぶ中日日本人最速。
勝野から斎藤綱記とつなぎ9回はライデル・マルティネスが3人で抑えて1-0で逃げ切り、3連勝で貯金が二つできました。
3連戦はすべて継投による完封勝利で、リリーフ陣の本領発揮。
とはいえ中田翔抜きの打線は厳しく、なんとかピッチャーに支えられたゲーム。中田は無理させず休養との情報もあるが、それでも
石川昴弥とビジエドはベンチに入れておくべきですね。