二天山古墳群(四国中央市金生町下分)2023年6月22日
宇摩巡礼ファンのみなさまお待たせしました。阿讃落穂ひろいにかまけてしまい申し訳ございません。
先週と打って変わって曇天の宇摩巡礼。境目トンネルを抜けると雨だった。
伊予街道192号を川之江に下り切り、松山道の高架を潜ればすぐに斜め右に金生川沿いの土佐北街道を進みます。本日はこの金生川流域に点在する古墳にお邪魔します。
この金生川 (きんせいがわ)は、旧川之江市域を流れ 瀬戸内海に注ぐ二級河川 。 境目トンネル付近に源を発し西に流れ四国中央市は川之江町で三島川之江港 に注ぐ。 この地域名「川之江」は、金生川の河口付近を指す地名として発生したと言われます。
紙パルプ工場の排水により、1970年代には水質汚染が問題となり90年代には河口で採られた魚からダイオキシンが検出された。流域面積が小さいため少雨が続く時には下流で断流が起き水溜りが悪臭を放つ光景も見られたらしい。今は清流に見えます。
ナビが右手の丘に向山公園を表示する。この辺りに宇摩向山古墳があるのかと丘に登れどただの公園。どうやら筆者の勘違いのようでした。 アルツの始まりなのか。最近どうも勘違いが多い。
丘の上で一段と降りが激しくしばらく様子を見る。落ち着いて!MAPを見れば最初の二天山古墳群はもっと下流で、宇摩向山古墳はさらに下流に位置します。川沿いに小丘陵が続きます。
幻でも見たのか。
ややすると雨も小やみになり徐に公園を下れば、左手に二天山の
丘が現れ、麓事業所の若い衆に問えば、例によって古墳など聞いたことがないという。ま、ジモピでもなさそうなので致し方ない。
地蔵尊の裏側には未舗装の坂道が延びており、この道は何か臭気を放てば落ち葉踏みしめ登らざるを得ない。
足許心許なく一休み、眼下の金生川の河原では水遊びする男女の
高校生。若人の元気をもらって先を目指します。