古墳巡礼・近畿編 101 百舌鳥古墳群31 | ロック古典主義

ロック古典主義

ジミヘンからプリンスまで
ロックミュージックの黄金時代を
西海岸からのランドスケープで描く
70年代古典ロックの物語をはじめ
卑弥呼の古代ロマンを求めて
古墳探訪の巡礼紀行などを
フレックスにお届けします。

 百舌鳥古墳群31(大阪府堺市)2024年1月19日 

 
 遥拝施設には一歩たりとも立ち入れません。やむなくこの界隈を歩いてみるが、周濠の際まで住宅が建っているのでなかなか墳丘を見ることができない。 
田出井山古墳:反正天皇陵、鈴山古墳、天王古墳 大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町 - 墳丘からの眺め
 ただ、西側に僅かに空き地があり、植え込みの向こうに墳丘全体を眺めることができた。とは言え、この後、この土地に家が建ってしまえばちょっと見ることが出来なくなってしまいます。 

 この界隈が世界遺産ということと宮内庁の治定ということとほかに、民地が取り囲んでいるという複雑性が、かくも閉鎖的な空間を仕立てています。これぞ世界閉鎖遺産。 

田出井山古墳(反正天皇陵)
 百舌鳥古墳群北端、堺市堺区北三国ヶ丘町にある全長は約148m 

後円部の径78m、後円部の高さ13m、前方部の幅110m、前方部の

高さ14.8mの三段築造の前方後円墳である。天皇陵では小さい方の 

前方後円墳。5世紀中頃の築造で、陪塚とされる古墳2基、二重濠の 

存在が確認されています。 反正天皇陵と方違神社 - ROSSさんの大阪ハクナマタタ

 仁徳天皇陵とその南側の履中天皇陵と合わせ百舌鳥三陵と呼ばれ 

ているが、現在は宮内庁が管理している。 反正天皇陵と方違神社 - ROSSさんの大阪ハクナマタタ
 古墳の北側には方違神社が建っています。この方違神社の駐車場がお濠に面していて前方部がバッチリ拝めるスポットです。