ロック自叙伝 その184 1971 Steely Dan7 | ロック古典主義

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 ロック自叙伝 その184

 

 またしてもhonerF-37による「 C# D#m C# A#m C# x4」

ストロークにギターカットが被さる "Change of the Guard"。 

  

 ブギウギっぽいリズム・パターン。ランララ、ラーラララッラー 

というベタなコーラスといい、西海岸ロック風。 Forestdweller: Steely Dan

 フロントのアフロロン毛がはじめてボーカルをとる。ロン毛の歌は頭の髪毛とは違ってストレートに伸びる。ただよく見れば後ろの痩せ男も歌っている。 

 「まぁたまにはこういうのも一曲入れといた方がウケもいいし」 

みたいなライブ用なのか、カッチリ念入りプレイが多そうなバンドのフラストレーション発散のためにも、こういったセッション的な楽曲も必要なのだろう。 

33 Denny Dias Photos and Premium High Res Pictures - Getty Images ...

 

 聞きたいと思えば、あなたはそれを聴くことができます 

 それは通りの笑い声です それは音楽の輝きです 

 そんなに一生懸命努力する必要はありません 

 あなたがこの世界に住んでいるなら 

 あなたはこころの変化を感じています... 

  

 みたいな能天気な歌詞も西海岸の若者にはウケがいい。STEELY DAN - LIVE 1973 - Reeling In The Years - video Dailymotion

 コード進行も複雑ならば歌詞も難解な曲ばかり続いていたので、

なによりバンドの連中がノッテいるのがよくわかる。 

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