ロック自叙伝 その184
またしてもhonerF-37による「 C# D#m C# A#m C# x4」
ストロークにギターカットが被さる "Change of the Guard"。
ブギウギっぽいリズム・パターン。ランララ、ラーラララッラー
というベタなコーラスといい、西海岸ロック風。
フロントのアフロロン毛がはじめてボーカルをとる。ロン毛の歌は頭の髪毛とは違ってストレートに伸びる。ただよく見れば後ろの痩せ男も歌っている。
「まぁたまにはこういうのも一曲入れといた方がウケもいいし」
みたいなライブ用なのか、カッチリ念入りプレイが多そうなバンドのフラストレーション発散のためにも、こういったセッション的な楽曲も必要なのだろう。
聞きたいと思えば、あなたはそれを聴くことができます
それは通りの笑い声です それは音楽の輝きです
そんなに一生懸命努力する必要はありません
あなたがこの世界に住んでいるなら
あなたはこころの変化を感じています...
みたいな能天気な歌詞も西海岸の若者にはウケがいい。
コード進行も複雑ならば歌詞も難解な曲ばかり続いていたので、
なによりバンドの連中がノッテいるのがよくわかる。