ロック自叙伝 その183 1971 Steely Dan5 | ロック古典主義

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ジミヘンからプリンスまで
ロックミュージックの黄金時代を
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70年代古典ロックの物語をはじめ
卑弥呼の古代ロマンを求めて
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フレックスにお届けします。

 ロック自叙伝 その183

 

 「この新人バンドはとんでもない連中なのかもしれん。」と俺はこの先のシフトチェンジが気になりはじめた。   33 Denny Dias Photos and Premium High Res Pictures - Getty Images ...

 小太り男が「次の曲は"Fire in the Hole"」とだけ告げるとhonerのF37がホンキートンクなコード Dm7 E7, Gm7* Dm7, ×2 でイントロをストロークする。 Watch Steely Dan play Reelin' In The Years on The Midnight Special in ...

 大口の痩せ男はスローナンバーを噛みしめるように歌い始めた。 

 この曲は、今まで聴いた中で最も謎めいたロックではないポップ 

ジャズの魔力に俺は襲われた。 セカンダリードミナント:簡単な見つけ方・使い方の基本応用|Junya Watanabe Official Site

 マイナーな7/9の変拍子和音。ドミナントな7th和音とフラットな9th和音? 7thの反転でドミナントな和音は、しだいに安定する。 

ドミナントモーションとは?コード進行の基本を理解しよう | 弾き語りすとLABOJeff Baxter | Jeff baxter, The doobie brothers, Simmons

 メガネ野郎の渦巻くスライドギターがこの曲をとてもパワフルにしている。メガネ野郎は小太り男の比べてとても控えめで、居心地の悪そうな感じがする。たぶん誰かの後釜にスカウトされたばかりに違いない。小太り男がすぐに辞めさせそうな気がする。 Jeff ‘Skunk’ Baxter on recutting his classics, mad-scientist modding ...

 そんな外れ物の印象とは違って、メガネ男のギターワークは見事な冴えを見せて弾きまくる。彼のギターサウンドがバンドの屋台骨を支えているのは間違いない。 

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