古墳巡礼・四国編 218 端華の森古墳館 | ロック古典主義

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端華の森古墳館(四国中央市上柏町)2023年6月16日 

 

 四ツ手山を駐車スペースまで戻り、松山道北川側道を松山方面に 

500mほど走れば、右前方の畑地の中に怪しい円筒施設が見える。 

 その施設方向に下る分岐点に「端華の森古墳館」の案内板が現れ 

下ればジュラルミンのかまぼこ型の縦横T字型円筒建屋がそれで、 

三島の製紙工場の煙突群を背景に眩しく光ります。 

 早速、正面の駐車場に停め、入口脇の説明書きを読みます。金属面が劣化し読みづらいのですが、「たんが」と読むらしい。短歌イメージ[28144090477]| 写真素材・ストックフォト・画像・イラスト素材|アマナイメージズ

 筆者は「たんが」という言葉を知らない。短歌なら判るがどうも

関係はないらしい。

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 担架という言葉も識ってはいるものの、古墳の名称とはややそぐわない感じがする。タンカー – 日本シップヤード株式会社

 ましてやタンカーに至っては「たんが」の字ずらから大きく逸脱してしまい、これ以上の詮索は諦めたい。

 「この場所には、「端華の森」と呼ばれる塚があったが、近代に開墾されて農地となっていた。平成元年、農道工事のために市教育委員会が発掘調査した結果、いずれも天井石等は失われているが、

2基の横穴式石室が確認された。 
 1号石室は両袖式胴張り型の横穴式石室で、全長9.0m、羨道入口は西向き、玄室内部には高さ0.6m幅3.0mの石壇が造られていた。 

 6世紀末頃の築造と推定された。1号石室の南に接して発見された古代へ誘う〜端華の森古墳館〜 : シコチュージモティー。2号石室は、全長4.2m、羨道部が南に面し、玄室は川原石の小口積 

片袖式胴張り型で、1号石室と同じ墳丘内に築造されている。 
 平成6年、発掘石室の保存のため端華の森古墳館が建設された」 

とのことで、平日17時まで開館とあります。

 しかしながら入口は施錠されており、入館するには市教委に連絡 

すべしとのこと。公僕のお手を煩わすには忍びなく、ガラス窓越に拝見することとしました。