OLD 2 DA NEW SCHOOL -52ページ目

SPOONIE GEE

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SPOONIE GEE/(You Ain't Just A Fool) You's An Old Fool (1988)
 
マイクの竿師の異名を持つレジェンドSPOONIE GEEが88年にTUFF CITYからリリースしたシングル。
名ブレイクビーツのTHE HONEY DRIPPERS/Impeach The Presidentネタというか、まんま使い(演奏?)の上にラップを乗せた反則ギリギリの快作!ゆる~いファンク・トラックに達者なラッピンが最高ですね。B面には87年のアルバム『The Godfather Of Rap』からのYum Yumを収録してるが、イマイチなのは残念。
(2019/08/31)
 

UGLY DUCKLING/Fresh mode (1999)

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西海岸のニュースクール系グループUGLY DUCKLINGが99年にリリースしたデビューミニアルバム。普段聴いているGANGSTA系とは全く正反対に位置するHIPHOPですが、こういうJAZZネタを多用したスタイルもまた良い感じです。8曲とボリューム的にも丁度よく、LEE RITENOUR/Caterpillarネタのジャジーでファンキーな1. Fresh Mode、COMPOST/Buzzard Feathers、KRAFTWERK/The Robots使いでメロウなギターにファンキービートが最高な3. Get on this、RONNIE KOLE TRIO/Great Stone Bottole、BOBBY BYRD/I Know You Got Soulネタのジャジー・ファンキーな5. Everybody C'mon、GLENN YARBROUGH AND THE HAVENSTOCK RIVER BAND/Put Your Hand In The Hand、AHMAD JAMAL/Frank's Tune使いの渋い6. Do You Know What I'm Sayin'、スペーシーメロウな7. Everything'sがお気に入り。A.T.C.Q.やPHARCYDEあたりが好きな方にオススメです。(2003/06/01)

GUESSS/Same (1994)

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94年にリリースされたR&BデュオGUESSSのデビューアルバムです。JUICY2にも掲載されているようにかなり評価の高いアルバムです。ヒットしたSWEETなミディアム1. Shu-B、メロウグルーヴの6. It's you that I needと8. Tonight、ダーク&ファンキーな7. Wakdatpaddi、フロア向けのアップテンポの12. Make up your mindが聴きどころです。オススメです。(2003/01/09)

ATLANTIC STARR/Secret lovers... The best

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ATLANTIC STARR/Secret lovers... The best of  (1986)

Alwaysのクロスオーバーヒットで有名なATLANTIC STARRの78年のデビューアルバムから85年の5thアルバム『As the band turns』までの5枚のアルバムから選りすぐったベスト・アルバム。Alwaysのイメージが強すぎてただのPOPグループだと思われがちですが、そんなことはないです!初期のアルバムを聴いてみたら分かると思いますが、かなりヤバイ曲多いです。このベスト盤でいうとHIPHOPフリークにはNATE DOGG/Nobody does it betterでお馴染みの10. Let's get closerをはじめ、SHARON BRYANTの瑞々しい歌声が光るダンスクラシック1. Circles、SHARONの後釜女性ボーカルBARBARA WEATHERSがリードを取るメロウ・グルーヴ2. Silver shadow、アップテンポのダンス・ナンバー5. Love me down、KLEEERっぽいクールなファンク6. When love calls、メロウ・ミディアム9. Touch a four leaf cloverはホント最高ですね!80年代後期になるとほとんどPOPになったのは時代の流れだったんでしょうか... とにかく80'Sフリークなら初期のATLANTIC STARRはぜひ押えて下さい!(2005/04/16)

ZABRINA/Z=MC2 (1990)

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歴史に残る珍ジャケ!?


90年にWRAP/ROPAT RECORDSからリリースされた(おそらく)オハイオのフィーメール・ラッパーZABRINAのアルバム。まず見てもらいたいのは、このジャケです!ただでさえ恐ろしく下手な絵なんですが、その構成も全くもって意味不明(笑) 車にドラムセットが積んであるし、ZABRINAの"Z"の文字入りのトースターに羽が生えて飛んでいるし、サングラスが宙に浮いているし、これのどこを見ればHIPHOPのアルバムだって分かるんですかね(笑) おまけにZABRINA自身、ごく普通の白人女性だし(笑) 同時期に登場した白人女性ラッパーTAIRRIE Bのフォロワーで、内容は、もろC級丸出しのポンコツ盤ですが、EAZY-Eの声ネタをロック調のトラックに合わせてハードにキメたB4. Fellas from the southsideだけは、なかなかの出来で気に入っております。もちろん誰にもオススメしませんが、このジャケは一見の価値有りですよ(笑) (2005/06/04)

TIMEX SOCIAL CLUB/Rumors (1986)

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CLUB NOUVEAUのJAY KINGのレーベルJAY RECORDSから86年にリリースされたTIMEX SOCIAL CLUBのスマッシュ・ヒット・シングル"Rumors"の12インチ。プロデュースは、JAY KINGとFOSTER & McELROYのD. FOSTER。この曲、リリース当時FMでかなりエア・プレイされていましたね~。ほんと懐かしいです。この後JAY KINGを裏切ってレーベルを代えてアルバムをリリースするのですが、見事コケてしまい、いつしか姿を消してしまいました… メイン・ボーカルのMICHAEL MARSHALL(MIKE MARSHALL)はWEST COASTのラップ・アルバムに結構フィーチャーされていますね。良いシンガーなので、もっと表舞台で活躍して欲しいところ。同年代の曲ではCAMEO/Word up、LEVERT/Casanovaと並ぶくらい大好きな曲なので80'S好きには是非とも聴いてもらいたいです!(2005/01/29)

SKYY/Start of a romance (1989)

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SALSOUL RECORDSでの数々のダンス・クラシックで有名なグループSKYYが89年にリリースした9thアルバム。プロデュースは、もちろんRANDY MULLER。このアルバムの聴きどころはやはり美しすぎるスロウ6. Real loveでしょう!イントロから泣けますね、ホント… 力強いドラムのファンク・ナンバーのタイトル曲1.やメロウ・ミディアムの7. Let's touchもGOOD!ぶっちゃけこの3曲以外は厳しかったですが(苦笑)、Real loveだけでも十分聴く価値はありますので、未聴の方はぜひ!(2005/03/26)

SOULS OF MISCHIEF/93 'Til Infinity (1993)

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ベイエリアのヒップホップ集団HIEROGLYPHICS(ハイエログリフィックス)のメンバーでオークランドのグループSOULS OF MISCHIEFが93年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DOMINO、DEL THE FUNKY HOMOSAPIEN、A PLUS、CASUAL、JAY BIZ。BILLY COBHAM/Heather使いのジャジーメロウなクラシック93 'Til Infinityが有名だけど、これ以外にもGEORGE BENSON AND BROTHER JACK McDUFF/Shadow Dancers、DETROIT EMERALDS/You're Getting a Little Too Smart使いのジャジー・ファンキー1. Let 'Em Know、THE LOADING ZONE/Can I Dedicateネタのホーンとピアノがマッチした、これぞジャズ・ヒップホップな2. Live and Let Live、MELBIN BLISSの定番ブレイクSynthetic SubstitutionにFREDDIE HUBBARD/Sky Dive、ROTARY CONNECTION/Respectを合わせたファンキーな4. A Name I Call Myself、DAVID "FATHEAD" NEWMAN f/ROY AYERS/Symphonette、MONK HIGGINS/Feeling You Feeling Me、LES McCANN/North Carolina、THE J.B.'S/Pass the Peasネタのファンキー・チューン6. What a Way to Go Out、FREDDIE HUBBARD/Uncle Albert/Admiral Halsey使いのクールなジャズ・ヒップホップ7. Never No More、FREDDIE HUBBARD/Lonely TownとFirst Light、TRAFFIC/Rainmaker、THE NEW BIRTH/Keep on Doin' Itネタの少しダークな10. Anything Can Happen、PUBLIC ENEMYの無機質なドラムにTHE RAMSEY LEWIS TRIO/Collageをのせて、フックでGURUの声ネタを合わせたミステリアスモードの11. Make Your Mind Up、EDDIE HENDERSON/Inside You、CHARLIE PARKER/Bird of Paradiseネタの少し郷愁感のある13. Tell Me Who Profits、THE PROPOSITIONS/Africana使いのダークなアウトロ14. Outroと好曲満載!ATCQやPHARCYDEが好きなら聴いておくべき。(2019/08/24)

SEFF THA GAFFLA/Livin' kinda lavish (1995)

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JT THA BIGGA FIGGAのレーベルGET LOW RECORDSから95年にリリースされたSEFF THA GAFFLAのおそらくデビュー・アルバム。プロデュースは1曲のみSEKRET SERVICEで、残りはJTが担当。全9曲と少ないですが、結構内容は良く、特にホラーっぽい1. Locked up、女性Vo.入りのスペーシーメロウな3. Do you remember、どことなくファニーな7. Skillz pay the billz、ダークな8. Choppazがお気に入り。(2001/12/31)

HORACE BROWN/Same (1996)

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96年にMOTOWNからリリースされたHORACE BROWNのデビュー・アルバム。プロデュースはPUFF DADDY、EDDIE F、DAVE JAM HALL、DEVANTE SWING、BIG BUB、CHARACTERS等豪華な面々。FAITH EVANSをフィーチャーしたスロウ2. How can we stopやJAMES BROWN/Blues and Pantsを上手く使ったスペーシーな3. Things we do for love、ヒットしたBLACKBYRDSの定番メロウMysterious Vibesをネタにしたフロア向けの5. One for the money、G-FUNK風シンセがGOODな11. You need a man等好曲目白押しです。とても優れたアルバムです。94年にお蔵入りしたアルバムもあるみたい。聴いてみたいですね。(2001/12/31)