OLD 2 DA NEW SCHOOL -249ページ目

Z-RO/I'm Still Livin(2006)


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Z-ROが06年にリリースしたアルバム。SPANDAU BALLET/Trueをベタ使いした2.Continue 2 Rollが話題となったアルバムですね。(個人的にTrueが好きではないので、この曲はどうでもよいですが) 前作、前々作に比べると地味さは否めませんが、そこはZ-RO、ラップ力でグイグイ惹きつけてくれます。ベスト・トラックは、MIKE DEANが手掛けたメロウ・グルーヴ13.Homie, Lover, Friendで、他にはナイス・ビートのダーク系7.Keep On、寂しげなオルガンとキーボードが耳を惹くトラックにLIL KEKEをフィーチャーした9.Let The Truth Be Told、BIG TYMEプロデュースの南部風情溢れる哀愁曲11.No More Pain、DANI KARTEL制作のサザン・メロウ14.Love Ain't Liveがお気に入りです。PAT BENATAR/Love Is A Battlefieldなんて意外なネタ使いの曲もあります。Z-ROフリーク、H-TOWNフリークなら聴いとくべきアルバムでしょう。(07/03/03)

MIKE JONES/Who Is Mike Jones?(2005)


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一躍人気者になったMIKE JONESが05年にリリースしたアルバム。GLENN JONES/We've Only Just Begun使いの80'sメロウ3.Flossin'、STYLISTICSの名曲You Are Everythingネタの6.Scandalous Hoes、郷愁感溢れるメロウ・チューン10.Five Years From Nowの3曲が最強!これ以外だと哀愁系の14.Type Of N**ga U NeedとAL HUDSON&THE PARTNERS/Keep Dancing早回しのメロウ・ナンバー15.Grandmaが気に入りました。(この5曲以外は正直聴けませんでしたが・・・) メロウ好きなら聴いておくべきでしょう。(07/03/03)

THE EBONYS/Same(1973)


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男性3名、女性1名からなるフィリーの名コーラス・グループTHE EBONYSが73年にリリースしたアルバム。プロデュースは、フィリーといえばもちろんGAMBLE&HUFF。専門誌や評論家の間ではかなり絶賛されているアルバムですね。スロウの2.It's Foreverが人気ですが、個人的にはよりスウィートな9.You're The Reason Whyが好みです。正直、思っていたよりはイマイチかな。確かに歌とコーラスは完璧なんですが、トラックが洗練されすぎというか、自分好みのスウィート・ソウルとかけ離れているというか・・・ それでもSOULフリークなら一度は聴くべきアルバムだと思います。(07/03/03)

THE PUPPIES/Recognize(1996)


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マイアミのお子様ラッパーBIG BOYとTAMARA DEEのデュオTHE PUPPIESが96年にPANDISC RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデューサーCALVIN MILLS IIとCARTON MILLS。基本はイケイケBASSなんで、BASSフリーク以外には流石に厳しいですが、ISLEY BROTHERS/Make me say it again girlネタのメロウ・トラックにALICIA MAYERS/Heavenly Fatherの歌をあわせた4.Heavenly Fatherとネタ使い(GREGORY ABOTT/Shake You Downかな?)のハートウォーミングな13.Satisfactionの2曲はバッチリ!こういうBASS物は大抵捨て値で売られているので、興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。(07/03/03)

JEFF BECK/Wired(1976)


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世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが76年にリリースしたアルバム。HIPHOPフリークの間では2.Come Dancingのドラム・ブレイクは有名ですね。JEFF BECKのギターはもちろんですが、NARADA MICHAEL WALDENのタイトなドラムもナイス。ファンキーな1.Led Bootsと2.Come Dancing、アコースティック・ギターとNARADAのピアノが耳を惹く哀愁ナンバー8.Love Is GreenがGOOD。JAZZ FUNKが好きな方ならぜひ一度聴くことをオススメしたいアルバムです。(07/03/01)

CHICAGO/The Heart Of CHICAGO 1967-1997(1997)


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ロック/ポップスの大物グループCHICAGOの結成30周年を記念してリリースされたベスト盤。80年代に大ヒットしたベタなバラードの数々は、当時から大嫌いなんでどうでもいいですが、ホーンセクションもイカした72年のヒット曲5.Saturday In The ParkとARCHIE BELL/Tighten Upをフォーキーにした感じの爽快ナンバー14.Beginningsは最高!フリーソウルに興味がある方は70年代のCHICAGOを聴くのをオススメします。(07/03/01)

YING YANG TWINS/Chemically Imbalanced(2006)


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アトランタのYING YANG TWINSの最新作。プロデュースは、MR.COLLIPARK、WYCLEF JEAN等。傑作だった前作『U.S.A.(United State of Atlanta)』の後なので、不安がしていたところ、その不安が見事的中・・・ LOS VEGASをフィーチャーした美メロ・メロウ・チューン6.Tale It Slowや郷愁感溢れるピアノとギターが耳を惹く13.Familyは気に入りましたが、残りはほとんど聴けない曲ばかり。特にWYCLEFの曲が酷い。本当に必要だったのかな。MR.COLLIPARKに全て任せた方が良かったかもしれません。6.Tale It Slowが素晴らしいだけに残念なアルバムです。(07/02/24)

DRU DOWN/Pimpin Phernalia(2001)


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オークランドのベテラン・ピンプ・ラッパーDRU DOWNが01年にリリースしたアルバム。トータルでは、捨て曲の多い内容ですが、コーラス入りのしっとりとしたメロウ・チューン10.You Know、スペーシーなキーボードが耳を惹く80'sテイストのメロウ・グルーヴ15.Make U Wannaの2曲は絶品!これ以外にはCOMMODORES/Brick houseネタの2.I'm A Pimpやファンキー・チューン4.I'm Readyが気に入りました。メロウ好きならYou KnowとMake U Wannaは要チェックでしょう。(07/02/24)

C-BO/Money To Burn(2006)


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サクラメントのボスC-BOが06年にリリースしたアルバム。かなりサウス寄りのトラック中心にはちょっと驚きました。EYESLOWをフィーチャーした70'sネタらしきファンキーな7.On Top、EYESLOWとBOH HAGENを迎えたもの哀しげな8.Danger Music、RHYTHM D制作のナイス・ビートに寂しげなメロディの12.I'm So Hood、EAZY-E/Boyz N Tha Hood使いの15.Wordは気に入りましたが、かなり地味な印象は拭えません。余程のC-BOフリーク以外は厳しいかもしれません。(07/02/24)

M.C.RELL&THE HOUSEROCKERS/Into The Future(1989)


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89年にリリースされたM.C.RELL & THE HOUSEROCKERSのアルバム。プロデュースは、SALAAM REMIの父親VAN GIBBSとEDDISON ELECTRIKで、そのSALAAM REMIも2曲でドラム・プログラミング等で参加。RAKIM似の声とフロウのM.C.RELLはなかなかの実力者で、当時主流であったBPM早めのファンキー・トラックとの相性もバッチリ。定番ブレイクFunky Drummerを早めにし、そこにJAZZネタをあわせた1.Into The Future、SALAAM REMI、SPECIAL K&TEDDY TEDも制作に関わったファンキー・チューン2.Soundwave Sermon、BOOKER T&MG'S/Melting Potネタの7.Something About It、TUFF CITY RECORDSバリのドープな9.I'm Slammin'(ベスト・トラック!)、JAMES BROWNネタの10.The Rell Thingあたり当時良く聴いていました。全く話題にも上らず、これ一枚で消えていったのが残念なMCの一人です。オールド・スクール・マニアならぜひ聴いて欲しいアルバムです。(07/02/24)