OLD 2 DA NEW SCHOOL -219ページ目

KURTIS BLOW/Same(1980)


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RAP/HIPHOP界のパイオニアの一人で、RUN D.M.C.の師匠にあたるKURTIS BLOWが80年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、J.B.MOOREとROBERT FORD,JR.。ボーナスとして収録されている8.Christmas Rappin'のヒット、続く2.The Breaksの大ヒットを受けて製作されたアルバム。KURTIS BLOWをリアルタイムで聴いたのは"Basketball"って曲が初めてで、これに衝撃を受けて、その後、The Breaksのドーナツ盤を買ってアルバムの存在を知り、レンタル・レコード店でアルバムを借りてテープが擦り切れるくらい聴きまくった思い出深いアルバムですね。擬似ライブ仕立てでゆるーいグルーヴが魅力的な1.Rappin' Blow(Part2)、イントロの"Clap Your Hands~"ってラインも最高なクラシック2.The Breaks、The Breaksのアレンジ違いみたいな3.Way Out West、ピアノが効いたメロディアスな4.Throughout Your Years、RUN D.M.C.のハードなリメイクでもお馴染みのローテンポの5.Hard Times、ドリーミーなスロウ・トラックにど下手な歌を恥ずかしげもなく披露した6.All I Want In This World(Is To Find That Girl)、デビュー・シングルの8.Christmas Rappin'と聴きどころ満載。HIPHOP好きならこういった作品で歴史を感じるのも大切だと思います。(09/06/30)

GEORGE HOWARD/Personal(1990)


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サックス奏者のGEORGE HOWARDが90年にリリースしたアルバム。プロデュースは、R&Bシーンではお馴染みのLOUIL SILAS JR.とGEORGE HOWARD。LOUIL SILAS JR.絡みとあり、また、ボーカル入りの曲も数曲あることから、かなりR&B色濃い内容で、GEORGE HOWARDにあまり興味の無い自分でも結構楽しめました。メロウ・ミディアムの1.I Want You For Myself、メロウ・グルーヴの3Uptown、美しいスロウ4.You And Me、GAP BANDを思い起こさせるメロウ・グルーヴ8.Fakin' The Feeling、BRENDA RUSSELL/Piano in the Darkのカバー10.がお気に入り。R&B好きなら聴いて損はないでしょう。(09/06/28)

PLEASURE/Future Now(1979)


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HIPHOPシーン、レア・グルーヴ・シーンでも人気のフュージョン/R&Bバンド"PLEASURE"が79年にリリースしたアルバム。プロデュースは、PLEASUREとPHIL KAFFEL、トランペットにSEAWINDのJERRY HEY、キーボードにJEFF LORBERも参加。メロウ・クラシックのB3.Thoughts Of Old Flamesで有名なアルバムですが、それだけに終わらず、郷愁感溢れるトラックにギター・ソロもきまったA2.Future Now、イントロのギターがネタ使いされる軽快ファンキーなA4.Space Is The Place、イントロのさわやかなギターでメロメロになるメロウ・グルーヴA5.Strong Love、ライトなファンク・ナンバーB1.The Real Thing、シンセが効いたファンクB2.Nothin' To It、マイアミのMC PLAYERがネタ使いしたベースがイカしたファンク・クラシックのB4.Glideと聴き応えバッチリ。なんでCD化されないのが不思議なくらい充実した内容。ネタ好き、ダンクラ好きなら要チェックのアルバムです!(09/06/28)

BUCKWHEAT ZYDECO/Five Card Stud(1994)


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ルイジアナのZYDECOミュージシャン"BUCKWHEAT ZYDECO"が94年にリリースしたアルバム。ブルース、R&Bを取り入れたトラックにBUCKWHEAT ZYDECOのアコーディオンがのっかるといった内容。ザディコ・ミュージック自体には全く興味は無いが、なかなかファンキーなものもあり、MAVIS STAPLEをフィーチャーしたブルージーな5.This Train、ホーンも効いたファンキー・チューン7.Five Card Stud、泥臭くてファンキーな9.Bayou Girlの3曲は気に入りました。(09/06/27)

R.I.P. MICHAEL JACKSON

洋楽(特にR&B)にのめり込むきっかけを与えてくれたMICHAEL JACKSON。

Thriller、Beat It、Billie Jean等数々の名曲は一生忘れない。

ありがとうMICHAEL!

JEAN-PAUL BOURELLY/Jungle Cowboy(1988)


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ギタリストのJEAN-PAUL BOURELLYが88年にリリースしたデビュー・アルバム。ジャズ、フュージョン、ロック、R&Bをごちゃ混ぜにしたようなジャンルレスなアルバムで、ギターも結構ノイジーなんで、かなり聴き手を限定させるかもしれませんね。ジャズ・ファンク的な1.Love Line、ファンキーな7.Can't Get Enough、疾走感溢れる10.GrooveWith Meあたりが割りと気に入りましたが、なんか微妙にメロディが合ってないというかおかしいというか・・・ わざと不協和音的にやっているのかな? オススメはしませんが、ギター好きなら聴いてみる価値はあるかもしれません。(09/06/24)

T.S. MONK/More Of The Good Life(1981)


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THELONIOUS MONKの息子であるドラマーのTHELONIOUS MONK JR.率いるT.S.MONKが81年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、SANDY LINZER、ギターにJOHN TROPEAも参加。T.S.MONKというとPUBLIC ENEMYがネタに使ったBon Bon Vieが有名ですね。このアルバムもダンス・オリエンテッドな曲中心でなかなか聴かせてくれますが、個人的に一押しは、美しいメロディのスロウB2.More To Love。スロウからテンポを上げるところもなんとも言えないカッコ良さがありますね~。他にもダンス・ナンバーのA1.Everybody Get On Up And Dance、シングルカットされたクラシックのToo Much Too Soon、ノリノリなA4.Oh! Oh! Speed、ファンク・テイストのB3.You're Askin' Me, I'm Askin' Youがお気に入り。R&B好きなら聴いて損はないアルバムです。(09/06/21)

DONNY HATHAWAY/Same(1971)


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The Ghetto等のクラシックを持つニューソウルの代表的存在のDONNY HATHAWAYが71年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、DONNY HATHAWAY、JERRY WEXLER、ARIF MARDIN。オリジナルの10曲に2曲のボーナス入りの再発盤。The GhettoやLittle Ghetto Boy等が大好きなので、この2ndを購入してみましたが、ほとんどの曲がカバーでしかもスロウ、それもかなり暗いときていて、とても聴けたものじゃない・・・ 聴けたのは、ファンキーなビートにゴスペルのコーラスが入る5.Magnificent Sanctuary Bandとボーナスの11.This Christmas のみ。ファンの間ではソウルフルな傑作と評されているが、確かにソウルは感じてもファンクは感じられないな。今まで購入した中でかなり失望したアルバムの一つ。本物のソウルを聴きたいって人にはオススメですが、ファンキーなものを聴きたい人には全くオススメできません。(09/06/20)

DEREK AND THE DOMINOS


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DEREK AND THE DOMINOS/Layla and Other Assorted Love Songs(1970)


ERIC CLAPTONが在籍し、THE ALLMAN BROTHERSのDUAN ALLMANが参加したDEREK & THE DOMINOSが70年にリリースした唯一のスタジオ・アルバム。ロック史に残る名盤の一つとされていますが、個人的には有名な13.Layla以外には、ファンキーなサザン・ロック3.Keep On Growing、BPM早めでグルーヴィーな9.Why Does Love Got To Be So Bad、郷愁を感じる11.Little Wingしか聴けませんでした。しかもLayla自体、オリジナルよりこれを使ったAFRIKA & ZULU KINGSのクラシック""The Beach""をリアルタイムで聴きまくっていたため、良い曲だなあと思いつつもこれ以上の感動は味わえませんでした。CLAPTONやALLMANのギターが凄いとかそういった技術的なことは全く興味がなく、単純に曲が"カッコイイ"かだけを基準にしているので、そういった基準からはかなり外れるアルバムかなと。(09/06/20)

TAJ MAHAL/Giant Step/De Ole Folks at Home(1969)


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ブルース・シンガー(ギタリスト)のTAJ MAHALが69年にリリースした3rdアルバム。スワンプ・ロック界では超有名なギタリスト"JESSE ED DAVIS"も参加。ブルース・ロック、スワンプ・ロック的な『Giant Step』と(聴いたことはないけど)戦前のブルースを思わせるアコースティックな弾き語りのみの『De Ole Folks at Home』の2枚組み。さすがに『De Ole Folks at Home』は全然好みじゃなく、1曲も聴けませんでしたが、『Giant Step』はなかなか聴かせてくれ、中でも優しげなギターの音色と口笛が超イイ感じの爽快ナンバー1.Ain't Gwine Whistle Dixie(Any mo')(1分足らずなのが本当に残念!)、ノリの良いロック・チューン3.Give Your Woman What She Wants、のどかな雰囲気な7.Farther On Down The Road、これも超ノリノリな8.Keep Your Hands Off Herが気に入りました。フリーソウル好きなら1.は受け入れられるはずです。一度は聴いてみて下さい。(09/06/19)