マルクス『資本論』は嘘/共産主義の根幹理論/共産主義を根絶しよう!【特別再投稿】 | Old James Bond 通信

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―― 大学教授・宇賀神大介の熱血講義録!――

【特別再投稿】

 

 

マルクス『資本論』は嘘!

 

 

 

 

K.マルクス『資本論』第Ⅰ巻初版本

 

※第Ⅰ巻 =「資本の生産過程」!

 

 

 

 皆さん、ロシア、中国、北朝鮮の国家体制的な

共通性は、別に申すまでもなく、すでにお分かり

ですね!?

 

 

 

ロシアは‥‥

 

旧共産主義(マルクス主義)国!!

 

※共産主義時代 ソビエト連邦(ソ連)の主体!

 

 

中国は‥‥

 

現共産主義(マルクス主義)国!!

 

 

北朝鮮は‥‥

 

現共産主義(マルクス主義)国!!

 

 

 

 「新・悪の枢軸」と評せる独裁国、ロシア、中国、

北朝鮮は、 全て 現・旧共産主義(マルクス主義)

国家です。

 

 もともと、現在の中国と北朝鮮 両国は、ソ連が

創り出した二か国ですから‥‥。

 

 通例、中国に代わり、イランがこの「枢軸」です。

 

 

 ともかく、 諸悪の根源 は、 共産主義

(マルクス主義)にあります!

 

 私は、人生の3/4 60年近い長期間に亘り、

共産主義(マルクス主義)と戦ってきました!

 

 

 共産主義(マルクス主義)で根幹的な理論とは、

マルクス、『資本論』です!!

 

 

 そこで、 2020年1月23日に 投稿済み だった

「マルクス『資本論』は、嘘!」をこの

機会に特別に再投稿することとしました!!

 

 なお、 記事の内容は、初回投稿の内容に手を

加えないこととします

 

 すでにお読みの方も、 改めてお読み頂ければ

有り難いの一言です!

 

 

 ちなみに、 自由主義経済学の分かり易い解説

記事としては、 以下の 2記事をご覧ください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

(2020年1月23日、投稿記事)

 

マルクス『資本論』は、嘘!

 

ーー 共産主義の 根幹的理論!ーー

 

 

【1】『資本論』とは、一体何か?

 

 

 世の中、 共産主義(マルクス主義)がお嫌いな

方は多いようですね。

 

 かくいう私も、その 一人です。(笑)

 

 しかし、皆さんは一体、共産主義と いう思想

どのようなものかご存知でしょうか?

 

 共産主義(マルクス主義)で根幹的である理論、

それは、 マルクスが第Ⅰ巻を書き、 彼の協力者、エンゲルスがマルクスの死後、 遺稿を第Ⅱ~Ⅲ

巻に まとめた『資本論』です!

 

 

 

 

K.マルクス(左)、F.エンゲルス(右)

 

 

 

 『資本論』の核心は、次の図式で表せます。

 

 

G-W(Pm,A)・・・P・・・W´-G´

 

 

 エッ、 何だか 難しそう?

 

 いやいや、そんなことはありません!

 

 この図式は、「資本家」が貨幣(G)で原材料や

機械設備などの生産手段(Pm)、 労働力(A)と

いう商品(W)を 調達し、 それを 生産過程(P)に

投入し、 新たな商品(W´)を生産し、再び売って

貨幣(G´)に換える経緯を表すだけです!

 

 Gなど各記号は、ドイツ語の頭文字です。

 

 

 アレッ、Pを経るとWがW´に変わっていますね。

 

 

 そう! そこが『資本論』のミソです!!

 

 『資本論』では、 「労働者」の作り出した商品の

価値W´)は、当初の賃金等の商品価値(W)と

比べ大きいと論じます。

 

 

 W´>

 

 

 すなわち、「労働者」は生活に必要な最低限の

(W中の)賃金しか貰えません!

 

 そこで、WからW´に増えた(ΔW=ΔG

「剰余価値」 呼び、 その分「資本家」に「搾取」

されていると論じるのです。

 

 

 W´=W+ΔW(=ΔG)

 

 

 上の「剰余価値」(ΔW=ΔG)も、「労働者」が

懸命に作り出した価値なのに‥‥。

 

 

 「剰余価値」 ⇒「資本家」によって 「搾取」 

 

 

 実は、『資本論』の体系とは、そうした考え方に

ふくらし粉を入れて パンパンに膨らませたような

もので、晦渋な上に随所に哲学的な論考も挿入

してあるため、なびく人はなびくでしょうね。

 

※晦渋(かいじゅう)=妙に文章が小難しい。

 

 私は、 なびくには なれませんが ‥‥。 (笑)

 

 「労働者」は、「資本家」から 「搾取」され続ける

ことになってゆきます。

 

 ここで、「資本家」とは誰か、また「労働者」とは

誰かという概念上の疑問は感じますが‥‥

 

 かくして、「資本家」階級はますます豊かになり、

そして「労働者」階級はますます貧しくなり、そ

矛盾で 資本主義は潰れ、 次の歴史的発展段階

である社会主義へと進むという のが、 共産主義(マルクス主義)のシナリオです。

 

 「労働者」たちが、遂に「革命」 起こす 事態と

なるかもしれません。

 

 公正、公平な分配社会を実現

 

 大企業 「独占資本」に 反対 !、貧富の格差

=「資本家」の「搾取」反対!とされます!!

 

 

 

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【2】マルクス『資本論』は、 嘘!

 

 

 しかし、 上記の『資本論』の論法は、 思い込み、

間違い、さらに悪くいえば「嘘」です!

 

 どうして、そうなって しまったのか?

 

 それは、『資本論』が商品の価値は投入される

労働量で決まるという ‥‥

 

 

古臭い「労働価値説」に基づくからです!

 

 

 まぁ、19世紀後半に出た本ですからね ‥‥。

 

 

 さて、ここからが 肝心!!

 

 例えば、G-W、 W´-G´は、「等価交換」だと

されますが、これも嘘で、人は等価とは考えない

からこそ、相互で商品を交換したいと思うのです。

 

 マルクスは、商品の価値について「交換価値 」、

「使用価値」などと いう「禅問答」のような 議論を

展開し、「剰余価値」 (ΔW=ΔG)と いう奇妙な

概念を提起しました。

 

 すなわち、 労働の 使用価値  労働力の 交換

価値  剰余価値 

 

 勿論、 労働と いう人間の行為は 貴重であって、

主観的価値はありますが、客観的に測定できる

労働量などは存在せず、そこから「剰余価値」も

決まり ません。

 

 労働量では、「社会的必要労働時間」などとか

マルクスはいいますが、もう幼稚だし嘘です。

 

 もしも 「剰余価値」が 労働投入量で決まるなら、

軽工業 など 労働集約的産業のほう が、 重工業

など 機械設備が中心の 資本集約的産業より

利潤率が高くなるはず!

 

 しかし、 現実経済では、 特定産業の利潤率が

高いと、企業の参入を生じて商品の市場価格も

下落、特定産業の利潤率も低下して、各産業の

利潤率は 均等化してきます。

 

 この 事実は、「剰余価値」が労働投入量により

決まるという前提と矛盾します(転形問題)

 

 

 ちょっと、 難しかったですかぁ~ ‥‥

 

 

 簡単にいうなら、マルクスの論法では、商品の

市場価格や利潤の説明も上手にできないという

問題です。

 

 以上の派生問題として 「総計一致命題」 という

愚論がありますが、余りにも専門的なので、省く

ことにしましょう。

 

 先の 問題は、マルクス自身が認めるところ

 

 それでも  マルクスはこんな問題に納得しうる

説明をしていません!

 

 マルクス経済学者も、もっぱら「こじつけ」!

 

 これは、『資本論』の嘘の最たるものです!!

 

 

 嘘の塊、 『資本論』 !!!

 

 

 

 

マルクス主義者、池上彰氏の『資本論』入門書!

 

※池上氏は、TV出演を自粛すべし!!

 

 

 

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【3】共産主義経済のデタラメ!

 

 

 旧共産圏のソビエト連邦、東ヨーロッパ諸国が

崩壊して30年余が経ちました。

 

 よって、現在の若い方たちは、社会主義(共産

主義) 恐ろしさ、 おぞましさ 実感できない

思います。

 

 その 昔、ソ連、 東欧、 中国、 カンボジアなどの

共産圏では、餓死、強制収容所収監、強制労働、

死刑などにより、 8500万人 1億人の膨大な

死者を出しました。

 

 今でも、 共産党一党独裁の中国では、 非難を

浴びるウイグルへの弾圧も続いています。

 

 

 共産主義の酷さは、肝心の経済運営にも表れ

ます!

 

 共産主義経済 (統制経済、 計画経済) 最大の

欠陥と 見なされるのは、 ‥‥

 

 

合理的な経済計算が難しい ことです

経済計算問題

 

 

 考えても みて くださいな!!

 

 共産主義経済では、原材料、機械設備 などの

生産要素は 国有で、 市場価格が ないのです。

 

 市場価格がなければ、 政府、国営企業などは、

合理的な 採算性の評価(効率的資源配分)など

いくら何でもできません!

 

 

 経済は 非効率でデタラメとなり ます!

 

 

 ソ連は、 まずはデタラメな 経済で 破綻しました。

 

 最大約300万種の公定価格があったそうです。

 

 中国も、慌てて国家資本主義(擬市場経済)に

転換したものの、 デタラメは引きずっています。

 

 本当の資本主義経済(市場経済)というものは、

民主主義の上に こそ成立します!

 

 共産中国(中共)も、その内崩壊するでしょう。

 

 過剰投資のバブルが弾けていますから‥‥。

 

 北朝鮮経済のデタラメも、 ご承知の通りです。

 

 政府、 国営企業などは、 「全知全能の神」では

ありません!

 

 「神の見えざる手」=市場に委ねるのが、 経済

運営の正しい道です!

 

 とはいえ、私も「市場万能論者」だという訳でも

ないので、 念のため!

 

 

 

 

ソビエト連邦(ソ連)の国旗!

 

※槌と鎌が、「労働価値説」的ですな!

 

 

 

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

【4】共産主義を根絶させよう !!

 

 

 近~現代の大悪党を一人挙げよといわれたら、

私は A.ヒトラー などでなく、もうためらうことなく

K.マルクスを挙げます。

 

 仮に 奴が いなければ、 ソ連、 中共、 北朝鮮も

なく、 現代世界の様相は変わっていたでしょう!

 

 それで平和かどうか、別としても‥‥。

 

 平等なユートピアのはずの共産主義の社会は、

歴史的にも 悉く強権的、非民主的な独裁国家

なりました!

 

 

 私は心底、 共産主義(マルクス主義)の根絶を

願って います!!

 

 

 少なくとも、大学の現状は何とかしたい。

 

 「反大企業」、 「反格差」などと いう輩がいれば、

共産主義(マルクス主義)者か疑うべし!

 

 資本主義でも、否 資本主義だからこそ、むしろ

格差是正などの 公正な社会保障政策が 可能に

なるの です 

 

 私の若い頃は、マルクス経済学は数学嫌いの

大学生が科目を選択したがりました。

 

 日本共産党は 絶滅しないか なぁ‥‥。

 

 

 この記事に対する皆さんの忌憚のないコメント、

メッセージをお待ちします!

 

 ただし  偏狭極まる反論または共産主義への

擁護論は、 削除するだけ面倒ですので、ご遠慮

ください!

 

 

 日本は、共産主義 かつ覇権主義国家、中国と

「価値の共有」できるはずも なし

 

 習近平国家主席、国賓来日 ‥‥  

 

 

 結局は、ご破算か‥‥!

 

 

 残余の人生中に、共産主義(マルクス主義)の

根絶を私も見られるか?

 

 まぁ、無理だと思いますが ‥‥  (笑)

 

 

 

 共産主義への嫌悪と怒り!

 

 

 共産主義の根絶を願う!!

 

 

 

 

大学の授業風景‥‥私ではありません!(笑)

 

 

 

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

《結論的補足》

 

 

 マルクスの理論をぶち壊すのも、いとも簡単で、

商品価値には「交換価値」も「使用

価値」も存在しない といえば、 『資本論』

全体系は 瓦解 してしまいます!!

 

 つまり、 「剰余価値」も存在 しない 

いう 意味です!!

 

 

 また、自由主義経済学では 価値 という 概念を

用いず、 存在するのは 需給に基づく

市場価格だけです !!

 

 

 

〈皆さんへ〉

 

 

 共産主義(マルクス主義)を廃絶

し、自由かつ民主的な世界を拡大

しましょう!!

 

 

 

 くたばれ、共産主義!!

 

 

 

 無くなれ、独裁主義!!

 

 

 

 

 オッと、私、少し言い過ぎました!? (笑)

 

 

 

 

 

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007映画 最新作!

 

‥‥No Time to Die!!

 

 

 

 

 

 

 

予告編(字幕、約2分半)

 

 

 

 

James Bond will return!!

 

 

See you someday!!

 

 

 

 

Old James Bond こと、

 

埼玉大学名誉教授

宇 佐 美  洋 一

 

※元・埼玉大学経済学部教授、同大学院教授

 

 

 

 

 

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