さて、先日久しぶりにブログの更新をさせて頂いたワケですが


私ももちろん、奥芝氏、佐藤氏、田代氏スタッフ一同

さほど変わりなく元気にやっております。


なぜブログを更新しなかった?かと言いますと

さして深い意味も無く、それぞれがとても忙しく

もちろん私も多忙だったりして『書きそびれた』だけであります。


しかも2年ほど放置!とは

時間の流れがこれほどとは……

時の流れはあっという間ですね。


なんか色々と頑張らねばあっという間に

いろんなことが出来なくなっちゃうかも!って

最近つくづく思います。


奥芝商店の今後の活動は

まだ言えない事も多々あるのですが

現在、私が係わる事になるのは長期間での

奥芝商店『新十津川店』のプロジェクトです。


かなり面白い事になりそうですが

さてさてどんな事になるのかは

これから小出しにご紹介させていただきましょう。

と、言っても―――

まだ始まったばかりで

私も何をして良いんだか?

書くネタが集まるまでは

コレまでの奥芝商店の事でも書いて当面は

この場をしのぎましょうか。


過去の記事と、PCに入ってるコレまで撮った

画像を見ると、結構な量になっていまして

「そういえばこんな事もあったよね」なんて感慨深く

PCの前で一人、パンツ一丁でうんうん頷いております。


ちょっと面白いのでコレは近日中に

簡単な動画にしておきましょう。

札幌店、東京店、旭川店の成り行きが

一目同然!お楽しみに!


なるべく今月中にはアップしますね。


今回は久しぶりのご挨拶という事で

これで失礼します。


でわでわ。









目に痛いほどの緑は肥沃な森林。

農道を登り、行き着いた先は、赤い三角屋根の小さな建物でした。



「オータさんは、今回”スーパーエグゼティブプロヂューサー”ですよ」

などと、奥芝氏が私に言う。


「沢尻エリカの元旦那さんみたいだね!あはははっ」

なんて、気楽に笑ってた私だったのですが―――


「ねえ、奥芝君、私は”スーパーエクセレントプロヂューサー”だったよね?」


「ええ、”ハイパーメディアプロヂューサー”でしたっけ?」


草むしりをする我ら二人。


そこに、どしんと子馬が奥芝氏に顔をぶつける。


「いや~~、こいつは寂しがり屋で……」


「いや、何故、カレー屋に馬がいるんだ?そしてなんで草をむしりをして

馬に僕らは餌をやってるんだ?」


ギラギラ太陽が揺れる炎天下の中

ひひ~~~んと、可愛い子馬が鳴いている。


かっこいい言葉に、半分騙された感じはするのは、さて置き―――


奥芝商店、新プロジェクトが始まります!

わお!



ゴールデンウイークだったか?

奥芝商店の面々が揃った、ボトムカフェでの事。


奥芝氏はもちろん、店長の佐藤氏、東京の田代氏とかいて

やんやと話していたわけです。


少しご機嫌な奥芝氏。


そこで、新プロジェクトを私に言う。


「今回はオータさん!”トータルグレートプロヂューサー……(以下略)として

新店舗の指示をですね、だして頂きたいと思うんです!」


「おお!やっと楽をさせてくれるんだね!しかも何かカッコよいぞ」


「あははっあははっ!」


こういう話は酒の席で、しかも夜にするのは良くない。


学生の頃、夜中に一人で盛り上がって書いた作文。

朝、読み直すと……、顔が真っ赤になるような事を書いた記憶は

誰しも経験があるかと思いますが

それは今回のケースにも当てはまりました。


どんどん話が壮大になってきて

ワケが分からなくなって来るのですが

奥芝氏が「馬」とか「コテージ」とか言ってる時点で

気がつけばよいのに私もゲラゲラ笑って話をしていたのも

悪かったかなと。


この時はまだ、話半分だったんです。私の中では。


しかし、奥芝氏。


周知の方、ご存知の通り、行動力がハンパではありません。

北海道一周マラソンしたり、海外で井戸を掘ってきたり。


いやはや、こんなに早く動き出すとは

思いもしませんでした。


6月の某日。

奥芝氏と私は、新しい候補地(この時点で決定してましたが)に

視察に行くのですが


カレー屋になる店(建物)の軒先につながれて、我々を出迎えたのは

かわいい子馬さんでした。


今回は、かなり……カントリーなカレー屋さんになりそうです。


ぶひひぃ~~~ん!










最近PCを変えました。

おかげで設定がイマイチで

今回、字が小さいです。すみません。


そんなわけ?で今回は”字”がテーマです。




北海道はまだまだ寒くて

全国的には桜が咲いてるという

のに札幌は花びらの変わりに

雪がチラリチラリと落ちてくる。


おかげで
ストーブの夏休みはまだ先の

事になりそうですね。



僕も最近まで余り体調が良くなく

それを理由に家に引きこもって

いたのですが、そういうわけにも

いかず冬眠明けのイボイノシシ蛙

のように這って外に出なければと

思い呼吸を整え、貯め込んだ作業を

開始している次第です。ケロケロ



さて奥芝氏は最近、路上デビューした

らしく、何でデビュー?といいますと

「書道」でして、路上で出会った人たちに

奥芝氏が心に思った言葉を書に綴る

というものらしい。



以前、旭川亭を作っている時に

奥芝氏がでっかいスケジュール帳に

長島監督的あるいはモダン抽象的な

発言ばかりの彼にあるまじき丁寧で

きれいな文字に感心してしまい思わず



「あんた、写経でもしたら?」



なんていった事がある。



「趣味が無いのです」

と本人はいつも気にしていて

なにやら音楽を始めたかと思えば

尺八だったりと迷走したりしていたが

(注*尺八は立派な趣味ですが余りにも

突拍子が無いタイミングだったので)

楽しそうに続けられる事が見つかって

良かったですよ。



和製なビートニク思想を天然で持ってる

奥芝氏ならではの「書」に僕は興味がでて

きたので、今度、冷やかし・・・じゃなく

応援に行ってきます。



偉そうに語るようで申し訳ない

のですが「書」「絵」「音」その他

諸々の芸表現は「比喩の共同意識」

みたいな物ではないかと思うのです。



絵では音は鳴らない

書では絵が見えない

音でもまた然り



だけど



夕方の絵を見てその絵から



「故郷の匂いを思い出した」

「切ないメロディが流てるな」

「お腹がすいたー」



とか 『目で見た』 以外の

感情や感覚が心の中で

芽生えればそれは上手い下手を

通り越して表現としては成功

なのではないかと。

それが「書き手」と「見る人」

同士が――



「あー、わかるよ、コレ!」



と、なったとき上記の

「比喩の共同意識」

が成立するのだと思うのです。



それは直接に事柄を伝える

記事や映像なんかとは

比較にならない楽しさがあります。



小説を読んで主人公の気持ちが

わかったり、生々しい表現に頭の中で

映像が浮かんだり、

なんてそうですよね。



正確さにおいては問題がありますが

それが良いのです。



みんなが見た故郷の夕方は

それぞれなのだから。



さて奥芝氏の「書」からは

どんな感情が込められてるのか?



ひょっとしたら

夕方のカレーの匂い

なのかも知れないですね!

お腹がすくかも?


=おわり=