こんにちは
昨日（3月8日）の朝は
突然の雪
温かい三月の淡い雪
鴨たちははや 北の国へ
ほとんどいません
季節の歯車がまた少し進んだ感じです
ひっそり…
子どもの声が聞こえない公園は
ちょっとさみしい
氷の花？！
夕方には雪は完全消滅し
いつもどおりの街でした
「汽車を待つ君の横で僕は…」の雪も
こんな淡雪なんでしょうねぇ…
さて春は…
暑からず、寒からず、
日差しのある時間も延びるので
歩き旅には絶好の季節です
まずは足慣らしで
昔の成田街道の水上ルートをトコトコと
茅場町から行徳の湊（常夜灯）まで
水路にできるだけ沿って歩く予定です
歩き地図作ったままでした
そして月末は
ようやく日光街道の仕上げへ
宇都宮から東照宮まで歩きます
久しぶりで「大丈夫？」
ちょっと不安です
着いたところが目的地だから、
まあどうにかなるでしょう！
でも立派な杉並木もあるし
サクラの季節で桜並木がずっと続くらしい
さらに途中では樹齢550年という
「エドヒガン」という桜の神様にも会える！
桜の大樹といえば
3年前に見た 樹齢400年といわれる
般若院（龍ケ崎市）の神様もステキでした
さて今回の街歩きは
浅草から水上バスで直接上陸できる
「浜離宮」です
※写真は2024年2月26日です
※パンフレットお借りしました
では上陸します
梅林の梅はまだ先始めたばかり
可愛い上品な紅梅
海風も梅の香りで染まってる感じ
場所が違う所ですがこちらの梅は
目に染みるRED
屏風の絵のよう…
下の地図で言うと、左の角から
時計と同じ向きに歩いて
右下の角（大手門）へでます
すぐにあるのが「将軍お上がり場所」
最後の将軍だった慶喜は
鳥羽伏見の戦いの結果
大阪城から脱出 船で太平洋を進み
品川沖から、小舟に乗り換え
ここに上陸したそうです
気がついたら…
大阪城に取り残されていた部下の方々…
（上様はどこへ？ え、もう江戸へいったって！！）
なんだかねぇ…
みなさん どうやって江戸まで戻ったのでしょうか？
このお庭の海浜の御殿は
もともとは徳川家光の弟で、綱吉のお兄さん
徳川綱重さんのものでした
しかし、病弱で若くして亡くなってしまいます
その後、その息子で
六代将軍になった徳川家宣が
父の遺産だったこのお屋敷を充実させて
本格的な庭園の基礎ができたようです
※掲示板からお借りしました
この庭園の見どころは…
なんといっても江戸文化と
現代の高層建築が一つに融合した
江戸モダンの景観ではないかと思っています
歩きながら次々と出会える 江戸モダン
江戸の香りのする庭園と
バックに映る高層建築とのコントラスト
では歩きながら見てみます
この水路は海水の干満差を調整するところ
これがないと池の水面が大変なことに！
水面のアップダウンをなくす装置です
すごいね、江戸人！
人間にやられてしまった？
円形をめざした松の木
ちょっとかわいそう…
こっちは巨大な盆栽？
松は職人さんがコツコツ 一枝一枝整える
すごい技です
「海手お伝い橋」と書いてあるけど
おもわず
おてつだいばしと呼んでしまう
水は海水なので
お魚も海のお魚がいるようです
探したけど、わからなかった
ここいらのマンションは極上の絶景！
プレミア価格がついていることでしょう
富士山も昔はしっかり見られたポイント
夜はカラスたちの家になっているらしい
大量のカラス、カラス、カラス…
人を恐れぬ都会のカラスたち
群舞してます
中島の御茶屋は混雑していたので
「お茶」はパスしました
江戸モダンを象徴するような一枚
将軍様や明治の宮様も見られなかった景色です
ここは鴨がたくさん来るので
昔は鷹狩するところ
鷹のお茶屋が復元されてました
オオタカ？本物？ではなかった
歩いてくると入口のあたりにある
圧倒的な存在の 三百年の松
一本の松とは思えません！
でも一本でした
元の根はひとつです
ウルトラ巨大な盆栽なんですね、すごい！
浜離宮のステキな庭園は
月曜日もやっているので 月曜日観光の穴場ですね
次回は「身代わり忠臣蔵」と泉岳寺散歩です