こんにちは、事務員の岡本です
お正月明けに
初春文楽公演を観劇してきました。
久しぶりの国立文楽劇場です。
お正月という事で、劇場内には至る所に新春の装飾がされていてとっても華やかです
お正月恒例の「にらみ鯛」も飾られています。
2階ロビーには、第3部公演、壇浦兜軍記の「阿古屋」の人形が飾られていました。
衣装や簪が豪華絢爛
開演前の客席
太夫と三味線が登場する「床」
天井にも今年の「干支」と「にらみ鯛」が
今回観劇したのは、第1部公演の「良弁杉由来」(ろうべんすぎのゆらい)です。
東大寺の良弁僧正が幼い時に大ワシにさらわれ、杉の木の上で拾われた‥という由来のお話。
良弁僧正の母、渚の方は、愛児をさらわれてから心を病み、放心のまま30年もの月日を息子を探して諸国をさまよいます。最後はめでたく、この杉の木の下で息子の良弁僧正と再会できます。
文楽では珍しくハッピーエンド‥と謳われていたとおりで、ホッとしました
昨秋、東大寺の二月堂で実物の良弁杉を見たところです。(前回のブログで登場しました)
舞台の二月堂良弁杉の風景は実物そっくりでした