映画 かくしごと | OKPARIS王様のBOXSTEP投資

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OKPARIS おっさん「飲む・打つ・踊る」のお気軽生活の見聞DO録 誤植ごめん

6月13日(木)

映画「かくしごと」
ハピネット

「お終活 再春」に出てきたシーン =
市役所の職員が「片足立ちができますか?」とか問診する介護認定のための自宅訪問
本作でも出現

医師(酒匂芳)の認知症解説セリフをわが世帯に当てはめると
配偶さんがこれをされるのをO様が横で立会いする(逆になるのは、たぶん3%ぐらい)
未来が○年先?

父親の徘徊を知らされて、東京から長野県伊那の山あいの一軒家に戻った主人公チサコ(杏)
その父親は、はじめまぶたを開かない薄目なので、誰が演技してるのか?
難しい演技の出来不出来を観察していたら、刮目してくれて、奥田瑛二とわかった
1950年生まれ、安藤さくらの父 = JIIJI
セリフがあるので、セリフを覚えることができないとつとまらないけど、リアル徘徊老人に頼むわけにはいかないし、、、おもしろいキャスティング

シナリオは、この認知に課題のあるJIIJIの存在がきいていて
主人公の擬似親子関係を築いた少年の行為と展開に茫然とさせられる最後の2分

伊那でのオールロケ
深い森の中の、起承転結

つくりごとフィクションそのものですが
「嘘からでたまこと」をまことにまことらしく
仕上がる
よく構成されていました

よい仕事をする監督さんです




絵本作家の千紗子(杏)は、長年絶縁状態にあった父・孝蔵(奥田瑛二)の認知症の介護のため、渋々田舎に戻る。他人のような父親との同居に辟易する日々を送っていたある日、事故で記憶を失ってしまった少年(中須翔真)を助けた千紗子は彼の身体に虐待の痕を見つける。少年を守るため、千紗子は自分が母親だと嘘をつき、少年と暮らし始めるのだった。
ひとつの"嘘"からはじまった千紗子と少年、そして認知症が進行する父親の三人の生活。最初はぎこちなかった三人だが、次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、その幸せな生活は長くは続かなかった。許されないとわかっていても、なぜ彼女は嘘をついてまで少年を守ろうとしたのか。そして、このひとつの嘘から明かされていく、それぞれの<かくしごと>とは―。ラスト、彼女が知る真実に、あなたもきっと涙する。
脚本・監督
:関根光才
出演
:杏、中須翔真、佐津川愛美、酒向芳、木竜麻生、和田聰宏、丸山智己、河井青葉、安藤政信、奥田瑛二
原作
:北國浩二「噓」(PHP文芸文庫刊)





6月10日に起こった動物園前商店街の火災

2日後でも木炭の匂いがただよってました

四軒類焼