公立大学公開講座 フーコー | OKPARIS王様のBOXSTEP投資

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OKPARIS おっさん「飲む・打つ・踊る」のお気軽生活の見聞DO録 誤植ごめん

2月16日(金)

公大公開講座 
<フーコー>1/ 全3回

夜6時開校
これまで参加した公開講座より3倍ぐらいの聴講者

これまでのはお昼だったからか
年齢層はさして変わらない

テーマ的には
人気ないと推測していたのが
意外意外


事前に フーコーの代表的著作を読んでおこうとしたが
存外に手にとりやすいものがなく(「監獄の誕生」は文庫にあると思っていたが、ない)
クセジュ文庫の評伝的な<フーコー>を入手
しかし、仏語翻訳物で、読みづらい


講師先生はご年配
教員としてのスタートは、いまはない大阪女子大学

出版物がない→たぶん期待できない

哲学的な用語の説明は、、、中学生でも、わかるように
話してほしい

中学生にわかるように説明できないのは
説明者がわかっていない、と評価されてもやむをえない

早口でねじり倒すような話しぶりは、不信感増幅

とはいえ、受容できるものは受容

本日のお話の中で
これは、読書リストに加えたいとおもったのが

★ユクスキュル  
「生物から見た世界」岩波文庫
「生命の劇場」講談社学術文庫

★トマス・ネーゲル
「コウモリであるとはどのようなことか」


帰路

なんばパークスの露店フェア<星空スタンド>

今日は冷え冷えの夜なのに、盛況でした(午後8時前)


<講義メモ・・>
本日は
フーコーの半生と
フーコーコレクション(筑摩文庫)1巻 <夢と実存> 

マルクス主義色濃い 
読むのは大変
ハイデッガーの専門用語頻出
レーベンなんちゃら<生活歴・伝記>を重視
夢の中で患者(精神分裂症)の体験した夢の世界の分析が行われ、
特に「上昇」「下降」の体験が
どのように、その独特の世界を作りあげているか、
それが人類の歴史を通じて、どのように理解されてきたか明らかにされる。

1,ビンスワンガーの論文の紹介
2 フロイトとフッサールの限界
 フロイト・・イメージと意味の短絡
      「意味」の分析の欠如
 フッサール・・「意味」がどのようい形成されうのか、ということえを分析
 ただし。それは客体・対象・ものの側を抹消してしまう。
3 固有世界としての夢
 ハイデッガー
 <世界内存在> イン・デア・ヴェルトザイン
 <現存在> Dasein
 <実存> Existenz

 <世界内存在> ← ユクスキュルの影響
 ユクスキュル 「生物から見た世界」岩波文庫
  ダニの「世界」  光・臭い・温度

4 現存在分析における時間と空間
 夢・・私すら知らない私の世界の真実の姿を開示し、予兆している

5 夢と想像力
 現象学
 ゲシュタルト理論(心理学) ・・・かたまりで分析