信号機まで、あともう少しというところで、黄色信号を走っていた車に横から車がぶつかりました。
横からの車は、猛スピードで、走ってきて、ブレーキの音がキキキーとしたんですが、間に合わず、ドカーンとぶつかりました。
その場で立ちすくむ私に、信号にいたおじさまが、「警察と救急車!!」と叫ぶので、おじさまが警察に電話すればいいんじゃないの?と思いながら、私は救急車を呼ぼうと電話をしたのですが、救急が警察にも連絡して下さいました。
「警察と救急車両が到着するまで、そこにいてください」と言われて、それを信号機の側にいて、私に叫んだおじさまに伝えたら、おじさまが去ろうとするので、「すみません、私より近くで見ていましたよね?一緒に待ちましょう」とお誘いしました。
ぶつけられた車の人は、自力で出てきたので、大丈夫そうだなぁと思いましたが、ぶつかった方が、前のめりの状態から動かない状態でした。
とりあえず、声をかけてみようかなと、
「大丈夫ですかあ?」と大声で叫んでいたら、救急車が先に来て、「電話した方ですか? 警察ももうじき来ます」と言うので、「はい」と答えました。
救急隊員の方が、私と同じように動かない方に声をかけて、なにか他の隊員に指示を出して、救出しているところに警察が到着。
救急隊員の方と警察の方が、私の方を見て、話していて、「目撃者の方ですか?」と声をかけられました。
「私よりも信号機の側にいたおじさまもよく見ていたと思います」と答えたのに、私にどういう状態で何が起こったか聞きました。
そのまま、見たことを話、おじさまも見たことを話。
いつの間にか、動かない方は車の中から救出されて、担架で運ばれて行きました。
ぶつけられた方は、しゃがみこみうずくまっていました。
警察から解放された、私とおじさまは、散らばるように帰りました。
残された車はどうするんだろと、考えながら、帰ってきました。
その場所なんですが、私がよく目撃者になる場所で、お祓いなどした方がいいのではと思うくらい、事故が多いんです。。