『我』 | 沖縄の空手道と古武道をかながわで

沖縄の空手道と古武道をかながわで

小林舘協会は沖縄空手本来の技術を追及しています。

試合に使えるような技ではないので試合はありません。
いざというときに使う技を、楽しく、シビアに稽古しています。

そんな稽古をしたいというあなた、いつでも体験入門にお越しください。

from いんなん

 

自分の動きをなおすのって

かなり難しいです。

 

なぜ難しいかというと、

指摘されても、素直に納得できないからだと思います。

 

『こうやってるからできないんです。こっちです。』

ということを伝えると、

 

『そんなことはない。俺はそうやっている』

という表情を浮かべる方はとても多いです。

 

 

それを数ヶ月数年の間、何度も繰り返している内に

『確かにそうやってない』

と認識できるようになります。

 

ここからようやく修正開始かと思いきや、

 

今度は、単独ではできるけど、

相手がいるとこれまでの癖がどうしても出てしまう

という状況になります。

そのことを注意されても、

『そうやりたいんだけど、身体が動かないんです。』

 

本音だと思います。

深層心理が、そっちは弱い!と拒否してる感じだと思います。

 

ちゃんとした方向に力を加えれば、

人差指を引っかけておくだけでも崩せたりするのに、

ちょっと違う方向にやっているせいで、

力が相手に作用しません。

それどころか、相手の方が、

『特に抵抗してない。』

と聞かれてもいない言い訳をし始めたり。

 

 

こんなことを繰り返していると、

技を掛けるときに、どこを気にしなければいけないかが、

感覚的にわかってきます。

 

そして、それができるようになるためには、

意地の張り合いがおきない1人稽古も重要になってきます。

 

何度も何度も繰り返している、

つま先が着地してから踵が着地するまでの間、

または踵が着地してからつま先が着地するまでの間に相手を崩します。

この崩すというのは、ちょっとふらつかせるとかではなく、

こちらが支えていないと倒れてしまうくらい崩します。

そこまで崩すことができたら、

あとは相手の様子も少し気にしながら、地面に叩きつけます。

 

最初の5手は、間合い、踏込む位置、体捌きを

かなり要求されます。

 

これらの技で身体が動かないことを痛感し、

各人が部分部分稽古を始めます。

 

そして、その動きが基本の動きだということに気づきます。

 

そこからの成長は本人の努力次第です。

基本をひたすら繰り返し、自分の基準をつくります。

そして基準ができた段階で再度、取手をすると、

その基準を調整する必要があることがわかります。

 

しかし、今度は基準があるので、その基準に対して

どれくらい修正すればよいかわかるので、どんどん精度が上がっていきます。

 

精度が上がると掛かりがよくなると期待するかと思いますが、

もう一段階あります。

 

『我』です。こいつかなりやっかいです。

こいつが出てくると、せっかくの基準がなくなってしまいます。

失敗すると、”イラ”っとしてしまい、

余計『我』が強くなってしまいます。

 

そして、『我』がでてしまった自分に、

”イラ”っとし。。。

 

 

スポーツのように爽やかな汗を流すことは少ないと思います。

 

 

このような稽古に興味のあるあなた!

お気軽にこちらからご連絡ください。

常に情報はダダ漏れです。

http://ameblo.jp/okinawa-syourin-kanaga

wa/entry-11457016516.html

 

 

 

まずは軽めに体験したいというあなた、

さまざまな技術と学びが詰まった沖縄空手講座で、

その魅力を体験してください!次回1/20(土)です。

沖縄空手 | 横浜教室 | 朝日カルチャーセンター (asahiculture.jp)

 

 

 

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沖縄空手道小林流小林舘協会 神奈川支部

印南 雅隆

 







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▼ 稽古日・時間
【 厚 木 道 場 】毎週日曜日 10:00~12:00
【 横 浜 道 場 】毎週水曜日 19:00~21:00
【湘南茅ヶ崎道場】毎週土曜日 19:00~21:00

詳しくは「今月の稽古日」でご確認ください。

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