いわ子先生より

"アルコール中毒"といえば、酒癖の悪い人、悪い言葉では飲んだくれ・・等を連想してしまいます。中には回りの人に暴力をふるう人もいますから、それが度々ということになりますと、本人よりもご家族の方がお気の毒に思います。

皆さまは驚かれると思いますが、"アルコール中毒"は、先祖がお酒を飲みたがっている訴えなのです。

お酒が飲みたい、お酒が欲しい!という念が固まり、それが原因で苦しくて成仏出来ないのです。

生前、毎日晩酌をなさっていたような方はあの世に行ってもやはりお酒が飲みたいのです。

生前、タバコが大好きだった人が他界して、あの世に行き、生きている子孫に"タバコの供養"を訴えると、結果として、子孫の誰かがニコチン中毒となります。

"アルコール中毒"もニコチン中毒と全く同じなのです。

生前、お酒が大好きだった人が他界して、あの世に行きますと、あの世には食べ物もお酒もありませんから、好物のお酒を仏壇にたくさんお供えして欲しいのです。

お酒の香りが欲しいのです、懐かしいのです。その訴えが結果として子孫を"アルコール中毒"にしてしまうのです。

最近他界した人がとてもお酒好きだったような場合には、その人の名前が分かるはずですから、仏壇で鈴や鐘を鳴らし、その人の生前の名前を何回もお呼びして、それからお酒(コップ酒の方がよいと思います。)をお供えして上げて下さい。お供えするお酒の数は二つにして下さい。

一つは、その人の名を呼んでお供えし、もう一つは、『ご先祖さまでお酒の好きな方々、どうぞ』と言ってお供えして上げて下さい。

大抵はその人ひとりでなく、先祖から何人も数珠つなぎになっていることが多いのです。ですから"アルコール中毒"は"遺伝"ということではなく、お酒の供養の訴えであり"霊障"なのです。

できれば二十一日間"お酒の供養"をして上げて下さい。そして忘れずお盆とお彼岸、暮と正月にもお供えしてあげて下さい。

もちろん、お念仏(南無阿弥陀仏)や、お経(『般若心経』や『光明真言』)も唱えて上げれば大喜びします。

ここで気をつけてほしいことは、日本酒、ビール、ウィスキーの水割り、他にもあるかも知れませんが、こうした生前の好物だったその物ズバリをお供えしなければ、その先祖は納得しません。

くれぐれもその点をよろしくお願いいたします。そうした心のこもった"お酒の供養"をして上げますと、嘘のようにその先祖に憑かれ頼られている人は、お酒の量も、お酒を飲む回数も減ってきますし、だいいちお酒で乱れないようになります。

ただ"対話供養"は、何の供養の時も充分に行って下さるようお願いいたします。

仮にあなたのご主人さまが霊障となり大酒飲みだった場合は、飲んで、ぐっすり寝こんでしまいました頃、そのそばに行き、鈴か鐘を鳴らして対話供養をすることです。

『主人の身体に頼っている生前お酒の好きだったご先祖さま、長い間、気付かないでいて本当にごめんなさい。今日から二十一日間、心をこめてお酒の供養をしてさしあげます。

お彼岸やお盆にも、もちろんお供えさせていただきます。ですから今日からは、主人の身体を離れて下さいね。そして仏壇でどうぞ心ゆくまでお酒をお飲み下さいませ。』

とおっしゃって下さい。そして仏壇にお酒をお供えして下さい。

"おつまみ"も生前好んだ物をお供えして上げればもっと喜びます。

ビールの場合は冷えた美味しいものをお供えして上げて下さい。

これで"アルコール中毒"の霊障は浄化されてきます。

ただ、生きている本人は、あくまでも自分自身が飲んでいると思っていますし、毎日大酒を飲むことが習慣になっていますから、その点は奥さまなりご家族が

『飲み過ぎると健康に悪いし、とても心配よ。』

と一度は優しくおっしゃって下さい。

霊障が浄化されてくれば、必ずやそこに良い結果がでます。

合掌



畏れ多いとは思いますが
お一人でも多くのかたを
お救いしたいと思っております。

南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛

合掌

日本に大きな災いが起こりませんように
日本が平和でありますように
地球が平和でありますように
宇宙が平和でありますように
どうか、どうか、どうか、
よろしくお願い申し上げます。

合掌