いわ子先生より


あなたの手で、ここに書かれている供養をして上げれば水子霊は成仏できます。お友達にも教えて上げて下さい。

水子供養の一番大切なことは、厳しいいい方ですが、他人任せ、お寺任せでは絶対駄目ということです。母子の因縁は、この世で一番強い愛で結ばれています。他人任せの供養で、子供の魂が納得するはずがないのです。どうぞ心を込めて、ご自分でなさって下さい。他人任せにしていた方は、たった今からもう一度、赤ちゃんにお詫びをしてやり直して下さい。

水子霊は成仏できるまで、いつまでも母親を慕い、母親に訴え続けるのです。頭痛、肩こり、腰痛、生理不順、てんかん、花粉症などあらゆる病気や怪我で訴えます。それでもまだ母親が水子霊の供養の重大さに気付かず、生きている子供のことしか考えなければ、今度は子供(水子霊から見れば兄弟姉妹)の身体に憑き(頼り)、病気などの災いで成仏できない苦しみと悲しみを訴え続けるのです。時には、子供の登校拒否や家庭内暴力、夫婦の不和などで訴えることもあります。流産も水子霊の訴えによる場合がかなり多いのです。

このように最初は母親に訴え続けるのですが、母親が供養して、救って上げなければ、子や孫にまで、成仏できない苦しみを"災"で訴え続けるのです。水子霊を救うには、その水子の赤ちゃんが納得して満足して喜んでくれる心温かな供養をしなくてはなりません。愛情を二十一日間、溢れるばかりに注ぎ、心を込めて成仏供養をして差し上げて下さい。

生きている肉体を持っている子供には物心両面から愛情を施しているのですから水子霊にはそれ以上の愛情が必要です。恥ずかしいことですが、私自身も、かつては自分の水子霊に成仏供養をした身でございます。神様方にお教えいただきましたことを、心を込めて丁寧にお伝え申し上げます。

1 期間はせめて二十一日間して上げて下さい。その後は毎年お盆とお彼岸の先祖供養と一緒にして上げて下さい(毎日して上げれば、とてもよいのですが)。ただし、急用などで、二十一日間続けてできなかった時は、充分赤ちゃんにお詫びして、"罰として"、初めから二十一日間の倍の数の四十二日間を供養して上げて下さい。その位の覚悟をして下さい。それから赤ちゃんの命日が分かっている方は、毎月の月命日にもして上げて下さい。回数は一日に朝、昼、晩、三回であればとてもよいのですが、お勤めなどで時間のない方は、一日一回(朝がよい)でも仕方ないでしょう。でも供養の回数は多い程、赤ちゃんは喜びます。それは当然のことです。二十一日間の供養というのは、尊い成就する数"三"(霊数)と仏界の数(これもまた霊数)"七"を掛けた数です。


2  供養の場所は仏壇がよろしいのですが、お供物をする場所が足りないと思いますので、できれば、仏壇の下にテーブルを置き白い布を掛け、母子がゆっくり語り合える状態にした方がもっと良いのです。その白いテーブルの上にお燈明(ローソク)、お線香、水、お花、ミルク、おやつ、鈴などを準備して下さい。ミルクは牛乳ではなく、粉ミルクです。哺乳瓶も必ず新しいのを赤ちゃんが生まれた時の心で買って、作って上げて下さい。それがせめてもの肉体を失った赤ちゃんに対する思いやりなのです。


3  お燈明は一本、お線香は三本です。お花も飾って上げて下さい。チューリップやスイートピーとか、子供が好きそうな可憐な日本古来のお花がよろしいと思います(もし水子霊が二人以上いましたらお燈明は人数分にして、お線香は十三本の尊い"霊数"にしたらいかがでしょう)。


4  哺乳瓶にミルクを作って上げる。水子霊はまだそんなに量はいりませんので一回、100c.c.ほどでよいでしょう。生きている赤ちゃんにミルクを作る時と全く同じように心を込めて作って上げて下さい。熱湯で作り、水道から水を出しながら冷ます時も『まだ熱いかしら...』とか『お腹空いたでしょ? お待ちどうさま‼︎  もうすぐできますからね』と赤ちゃんに母親として優しく語りかけながら作って上げて下さい。ミルクは二十一日間毎日必要ですけれど、他にも水、果汁、スープ。冬なら、おしるこや甘酒、ココアなども大変喜びます。たまにはウエハースやマーボーローもお供え下さい。そして霊界の赤ちゃんや童子の霊は、イチゴやチョコレート、棒の付いたアメを欲しがります。二十一日間の供養中に絵本やお人形、ミニカーやガラガラなどをお供えするともっと喜んでくれます。(二十一日間の供養の後は『西の浄土で受け取ってね』と赤ちゃんの霊に優しく語りかけながら、川に流して下さい)。でも、またその赤ちゃんの夢を見た時や、お彼岸、お盆にも忘れずに供養をして上げて下さい。


5  供養の品が整いましたら、一番大切な母子の対話です。二十一日間続けるわけですが、このように語りかけて下さい。


まず、鈴の音をリンリンリンと鳴らしてから供養を始めて下さい(神界、霊界では、鈴の音が一番尊いのです)。


『私の水子の赤ちゃん‼︎  女の子か男の子かお母さんには分かりません。ごめんなさいね。もし女の子で、お人形さんが欲しい時は、明け方の夢の中でお人形さんを視せてちょうだいね。そうしたらすぐ買ってお供えして上げますからね。お母さんは今日まで、長い間、あなたのことが気になっていました。でもどのように供養して上げれば良いのか、『神霊界の神秘』という本を読むまで分かりませんでした。でも、いくらお母さんが知らなかったこととはいえ、本当にごめんなさいね。


今日まで長い間、冷たく寒い、真っ暗な所に、お腹のすいたままあなたを放っといて、お母さんは罪深かったわね。本当にごめんなさいね。あなたにいくらお詫びしても足らないと思うけれど、どうかお母さんを許してちょうだい。


今日から二十一日間、毎日心を込めてあなたを供養しますからね。お母さんとお話ししながらお腹いっぱいこのおっぱいを飲んでちょうだいね。それから今日は、おリンゴのジュースを作りましたよ。おいしいから飲んでね。毎日お母さんに抱っこして甘えてお話もたくさんして二十一日間たったら、成仏して、高い明るい天国に昇ってちょうだいね。お母さんは罪深くてあなたの命日を憶えていないけれど、これからは一生、お彼岸やお盆、そしてお正月にも、御先祖様と一緒にご供養をして上げますからね』


6  次に、お念仏『南無阿弥陀仏』を七回か二十一回唱えて下さい(宗教宗派には全く関係ありません)。そして次に『般若心経』をお唱えして下さい(お待ちでない方は仏具屋さんで売っています。この機会に求めて下さったらよろしいと思います。光明真言や十三仏、三十六童子、観音経もお唱えできる方はどうぞお唱えして上げて下さい)。もし般若心経(二百六十余文字です)をそれまでに一度もお唱えしたことがない場合には、赤ちゃんに、こうおっしゃって下さい。


『私の赤ちゃん、お母さんは今日まで般若心経というものを一度もお唱えしたことがなくて、今日が初めてなの。だから上手には唱えられないと思うけれど、あなたのために心を込めてお唱えするので下手でも許してちょうだいね。そして、どうぞ尊いお経の功徳を受けとって下さいね』


上手にお唱えできないからと、よくテープのお経を流す人がいますが、絶対駄目です。あなたの温かな愛の心は一切含まれていませんので"愛ある供養"ではありません。下手でもよいのです。心を込めて唱えて上げれば、"成仏供養"はできます。きっとあなたはジーンとして、涙が出てくるでしょう。それはあなたの愛が赤ちゃんに通じた証拠です。


一つ忘れていました。どうぞ子守り唄を歌って上げて下さい。お願いします。


これで水子霊の成仏供養の説明は全部終わりました。私はこのことを長い間、世の女性の皆様方にお伝えしたいと思っていました。これでほっとしました。神様方もどんなにかお歓び下さっていることでございましょう。今も私の右側に白衣観音様がずーっといらしてニコニコ見守って下さっています。


白衣観音様はすべての観世音菩薩(観音様)のお母様でいらっしゃいます。


合掌




畏れ多いとは思いますが

お一人でも多くのかたを

お救いしたいと思っております。


南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛


合掌


日本に大きな災いが起こりませんように

日本が平和でありますように

地球が平和でありますように

宇宙が平和でありますように

どうか、どうか、どうか、

よろしくお願い申し上げます。


合掌