いわ子先生より

一、仏壇に食べ物をお供えします。

仏壇が小さくてお供えする場所がなければ仏壇の下、又は近くにテーブルやその代わりになるような台を置き、白い木綿の布を掛け、その上に色々な食べ物をお供えして下さい。

[もしその日が身近な、どなたかの命日でしたら、その人の生前の好物をお供えして、その人との思い出話などを声に出して語りかけるようにして上げて下さい。どんなにか喜ぶことでしょう。タバコの好きだった人、お酒の好きだった人、ビールの好きだった人、ウイスキーの水割りの好きだった人もそれ等をお供えして上げて下さい。

大抵どのお宅にも、先祖をたどっていくと生前とてもお酒が好きだった人や大酒飲みの人が一人や二人はいるものです。先祖供養の際、お酒をお供えするのを決して忘れないで下さい。うっかり忘れてしまいますと、子孫の誰かを大酒飲みや、酒癖の悪い人(お酒を飲むと暴力をふるう人)にしてお酒の供養を訴えます。供養月(三月と九月のお彼岸、七月と八月のお盆)には日本酒とビールを忘れないで下さい。

最近はビール党の人が増えていますが、ビール好きの人が亡くなれば、あの世に行ってもビールの香りがとても恋しくなるのです。生前ピーナッツをおつまみに飲んでいた人なら、せめて供養月ぐらいはビールにピーナッツでも添えて供養して上げて下さい。焼酎のお供えを待っている先祖もいることでしょう。

たばこに必ず火をつけ、煙を出し灰皿でお供えして下さい。このようにしないと先祖は納得しません。もちろんその際は、火災にならぬよう必ずそばに居て下さい。

供養月(お彼岸やお盆)でしたら食べ物の量は多めにして下さい。大勢の先祖ですから。おかず、果物、お菓子もたくさんお願いします。お花も飾って上げて下さい。先祖代々の水子の赤ちゃん達にミルクも忘れないで下さいね。哺乳瓶のゴムの乳首の穴も五ミリ位に大きくハサミで切り取って下さい。ミルクの甘い香りがでやすいように。少なくとも三本はお供えして上げて下さい。

二、仏壇に明かり(ローソク)と、お線香三本(一体の霊につき)をあげる。

先祖全体では十三本か一束を。(お線香は供養中は消えないように)。

三、チリン、チリンと鈴を七回以上鳴らして下さい。

四、まず最初に身近で最近亡くなった人(血縁関係)の名前(戒名ではなく生前の呼び名)を呼び、次に『両家のご先祖さま』と語りかける。一軒づつ『〇〇家のご先祖さま、そして〇〇家のご先祖さま』と丁寧に呼びかけ、優しく語りかけて上げればなお一層喜ばれます。

この場合の両家とは、独身の人は父方と母方の先祖のことで、結婚なさっていらっしゃる人は、自分の家の先祖と奥様のご実家の先祖のことです。

ただ、霊媒体質のひとの場合は、かなり何代も前で、その上、遠縁であっても、霊魂の方から強く供養を訴えられることが多いのです。

五、お念仏、『南無阿弥陀仏』を七回区切りで三回、計二十一回を心を込めてお唱えして下さい。(七回区切りでお唱えすれば、多ければ多いほど、先祖は喜びます。

六、先祖に語りかける。

お天気の話、季節に関した話、そして家族の近況報告等を、生きている人に話す時と同じように声を出して話して上げて下さい。

七、『般若心経』の次に尊い『光明真言』をお唱えする。(三回でも十三回でも多い程よいのです。)このことがとても重要です。

他にも観音経や色々なお経をお唱えしたい人は、その後にお唱えして上げて下さい。

八、最後に再びお念仏、『南無阿弥陀仏』、『南無阿弥陀仏』、『南無阿弥陀仏』を七回区切りで三回、計二十一回をお唱えして上げて下さい。

もちろん多ければ多い程喜ばれます。


なお、先祖代々日蓮宗のお宅の場合は、『南無妙法蓮華経』と言う"お題目"も、忘れずお唱えして上げて下さい。『南無阿弥陀仏』の"お念仏"と共にお唱えして上げて下さい。それでよいのです。

ここで皆さまは、"お念仏"と"お題目"の違いに気づかれたと思います。対等のものではないのです。ですから日本人である以上、人が亡くなるとお念仏である『南無阿弥陀仏』は宗教宗派にかかわらず必ずお唱えしなくてはならないのです。これはとても大切なことです。このことは世間一般に感違いしている人が随分多いようです。

また仏教の真言の中で一番尊いとされている『光明真言』は、尊い梵語で出来ていますが、『おんあぼきゃー べいろしゃのー まか ぼだら まに はんどま じんばら はら ばりたや うん)です。これを続けてお唱えして下さい。

三回でも七回でも十三回でも多ければ多い程、先祖は大喜びです。

神様にも、毎朝この尊い『光明真言』を感謝の心でお唱えして下さい。

お唱えする回数が多ければ多い程、あなたに功徳が注がれます。

若い頃、私は『光明真言』と言う"尊いもの"があると言うことだけは知っていたのですが、その"尊い光明真言"を教えて下さる人は、私の周りにはいらっしゃいませんでした。

今、こうして"尊い光明真言"を皆さまにお伝え出来る幸せに感謝申し上げます。

合掌



畏れ多いとは思いますが

お一人でも多くのかたを

お救いしたいと思っております。


南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛


合掌


日本に大きな災いが起こりませんように
日本が平和でありますように
地球が平和でありますように
宇宙が平和でありますように
どうか、どうか、どうか、
よろしくお願い申し上げます。

合掌