いわ子先生より

一、大安吉日の佳いお日柄の午前中に行うこと。

二、仏壇の前にテーブルの様な台を置き、白い布を掛けて下さい。

仏壇がないお宅は、そのテーブルを仏壇として行えばよいのです。

三、仏壇で成仏供養をして上げたい人(かた)のお位牌を中央に置き、生前の名前を呼びながら鈴を鳴らし続けて下さい。

お位牌のない人(かた)は、色紙や短冊に生前の名前を書いて立てかけて下さい。

その人(かた)のお写真があれば一緒に立てかけて上げて下さい。

四、お灯明(ローソク)とお線香(供養をしている間は絶やさないでください)

五、お花(最近の輸入花でなく、日本に昔からあったお花の方がお喜びいただけますよ)

たとえば白百合、桜、菊、チューリップ、水仙、ぼたん、ききょう、りんどう等......。

六、食べ物(これが重要です)

◎その人(かた)の生前の好物を心をこめてたくさんお供えして下さい。

好物が分からない時は、

『〇〇でよろしいのでしょうか?』

『〇〇が美味しそうでしたので、買って参りました。如何でございましょうか?』

と言うようにあたたかな対話(語りかけ)をしながら買ったり、調理したり心を込めてご準備下さい。

◎白いおだんご十三個は必ず必要です。

◎その他には、お赤飯、おむすび、お茶、漬物、味噌汁、麺類(温かい麺類と冷たい麺類の両方)、天ぷら、たまご焼き、焼魚、煮物、お刺身(お寿司でもよいです)

バナナ、そして季節の果物、和菓子、洋菓子、駄菓子(おせんべいも)、アメ玉等......。コーヒー、紅茶、サイダー、ジュース

◎海や川で亡くなった人(かた)に対しては、

『今日までどんなに冷たく苦しかったことでしょうね』

と、その時の情景を思い、心のこもったあたたかな語りかけをして下さい。

海や川は冷たいので、温かな汁物を何種類も用意して下さい。(味噌汁、けんちん汁、おしるこ、鍋物等)

◎火事で焼死した人(かた)に対しては、熱くて苦しんでいますので、大きな器にお水を何杯もお供えして下さい。


◎癌な難病で亡くなった人(かた)には、梅干しとおかゆ等を優しい語りかけと共にお供えして上げて下さいね。


◎水子霊にはミルクは当然ですが、ウエハース、マーボーロー、こんぺいとう、チョコレート、きれいな色のアメ玉やドロップ、特に赤ちゃんがとても喜んでくれるのは棒の付いたアメのようです。


おせんべい、ジュース、ガム、プリン、バナナ、いちごも大層喜びますよ。以上のお供え物(食べ物)を、用意したテーブルにずらっと並べて下さい。


七、その他のお供え


女性のお人(かた)でしたら、口紅やおしろい、小さな手鏡等......。


男性なら、タバコやお酒(ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー、にごり酒)等......。


お子様や水子霊には、ミニカー、絵本、お人形、ガラガラ、紙ふうせん、めんこ、コマ、ゲーム等......。以上の品もテーブルにお供えして下さい。供養が済んだら、白い大きな紙に包んで、大安吉日の早朝に大きな川に流して下さい。その朝は先ず仏壇で鈴を鳴らし、


『これから川に行き西の浄土にお届けしますのでお受け取り下さいね』


と、何度も語りかけて下さい。


八、準備したお供え物を全てテーブルに並べて下さい。


ローソク(お灯明)とお線香に火を付けて下さい。


お念仏(南無阿弥陀仏)を七回区切りで二十一回以上を心をこめてお唱えして下さい。


鈴をたくさん鳴らしながら、供養をして上げる人の生前の名前を呼び続けて下さい。


九、語りかけ(対話)


『〇〇さん、あなたが成仏できていないような気がして、今日これから心をこめてあなたの成仏供養をして上げますね。お供えのお花も、召し上がり物も、あなたを思い出しながら準備をしましたのよ。どうぞお召し上がり下さいませ。』


その人(かた)(霊魂)との懐かしい思い出を一つでも多く語りかけて下さい。


これがとても重要なのです。


『これから心をこめて尊いお経をお唱えしてあげますね。どうぞお受けとり下さい。』


十、お経をお唱えする


般若心経一回(観音経や不動経をお唱えできる人(かた)はどうぞ。)


尊い"光明真言"を"三百回以上"。


お念仏を七回区切りで二十一回以上を心をこめてお唱えしてあげて下さい。


十一、『〇〇さん、これであなたへの成仏供養を納めとさせていただきます。合掌』



◎注意事項


⚪︎供養中にはお灯明(ローソク)とお線香は絶やさないで下さい。


⚪︎タバコも同様です。


⚪︎終わった後のお供物は直ぐには片付けないで下さい。少なくても三時間以上は、そのままにしておいて下さい。


⚪︎片付ける際は、片付けさせていただくことを、きちんとご挨拶をして下さい。


⚪︎その後のおさげしたお供物は、目的を達成しましたので、ご自由になさって下さい。


⚪︎くれぐれも火事にならないようにして下さいね。


供養が終わり、その場を離れる時は、先祖に『火事になると危ない』と、お詫びを申し上げてから火を消して下さいね。


合掌





畏れ多いとは思いますが

お一人でも多くのかたを

お救いしたいと思っております。


南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛


合掌


日本に大きな災いが起こりませんように

日本が平和でありますように

地球が平和でありますように

宇宙が平和でありますように

どうか、どうか、どうか、

よろしくお願い申し上げます。


合掌