涼しくなったのだか、まだまだ夏が残っているのだか、判別しがたい福岡市。
先週の定休日。
当店は、床の補修工事をしてもらいました。
客席の床が、所々フワフワとしていました。
「言われるまでもなく気になっていたよ。」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、遠くない将来に移転を果たしたい当方としては、少々の綻びはそのままで費用をかけずに乗り切りたい、という考えがありました。
が、甘かったようです。
ご覧の通り、陥没してしまいました。
さすがに、直さないわけにはいかないので、業者さんに来てもらいました。
日曜日の朝9時、職人さん2人で工事開始。
まずは、化粧シートを継ぎ目に沿って剥いでいきます。
剥いだシートは大事に取って置いて、下地を交換した後に、また上から貼り直してくれます。
実際に剥いでみると、腐敗しているベニヤ板の範囲が想定よりも広かったようです。
バールを使って、ガシガシ壊して行きます。
破壊衝動😲
既存のベニヤ板は廃棄します。
幸いにも、根太(ねだ)は無事だったので、そのまま使います。
(炭は湿気を吸収してくれる、とのことです)
ただ、ここからが難題だったようで。
これをキレイに取り除かないことには、接着なんてできません。
職人さん達が、ノミやスクレーパーを使って、ベニヤ板のクズを削いでくれました。
この作業も、私もやりたくて仕方なかったのですが、
「それで手を傷つけて、営業出来なくなったりすると、元も子もないですから。」
と、させてもらえませんでした。
うー、こういうの、
得意なほうなんだけどなぁ😢
まあ、あんまりオーナーにジロジロ見られていると、作業しにくいでしょうから、時々様子を見に来るだけにしておきました。
結局、その剥がしの作業が、思っていたよりも時間を食ったらしく、20時くらいまで頑張ってもらいました。
ありがとうございます!
車に道具を積み込みながら、
「あ〜、腰が痛え。」と言う職人さん達。
本来の大工さんのお仕事に差し障りが無いといいのですが。
今回の陥没は、ビルの構造に拠るものらしいですがら詳しくは、ビル管理会社の調査待ちです。
まあ、約12年間持ちこたえたことを考えれば、今回の応急処置で数年は大丈夫だと思われます。
皆さま、安心してご来店ください。
いやー、それにしても、こういう工事って、胸躍りますよねぇ。
(見てるだけだから言えるセリフなのかもしれませんが。)