店内補修工事。 | 大木戸うどん 木村真のブログ

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大木戸うどんの次男、木村真のブログです。
香川、福岡、両店の季節ごとのお知らせを中心にアップします。
時折、きむらまこと個人の想いを綴ることもあります。

うどん屋木村です。
涼しくなったのだか、まだまだ夏が残っているのだか、判別しがたい福岡市。

先週の定休日。
当店は、床の補修工事をしてもらいました。

客席の床が、所々フワフワとしていました。
「言われるまでもなく気になっていたよ。」という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、遠くない将来に移転を果たしたい当方としては、少々の綻びはそのままで費用をかけずに乗り切りたい、という考えがありました。

が、甘かったようです。


ご覧の通り、陥没してしまいました。
さすがに、直さないわけにはいかないので、業者さんに来てもらいました。

日曜日の朝9時、職人さん2人で工事開始。

まずは、化粧シートを継ぎ目に沿って剥いでいきます。

先程の写真は、もうシートを剥いで、下地のベニヤ板が見えている写真でしたが、この前に、まずは剥がさなくてはなりません。

剥いだシートは大事に取って置いて、下地を交換した後に、また上から貼り直してくれます。

実際に剥いでみると、腐敗しているベニヤ板の範囲が想定よりも広かったようです。
バールを使って、ガシガシ壊して行きます。

ホントは、私も写真を撮るのではなくて、参加したくて仕方ありませんでした。
破壊衝動😲

既存のベニヤ板は廃棄します。
幸いにも、根太(ねだ)は無事だったので、そのまま使います。

根太と根太の間のコンクリートに炭を敷き詰めて、この上に新しいベニヤ板を張ります。
(炭は湿気を吸収してくれる、とのことです)


壁際だけではなくて、カウンターに近い場所も補修。

ピッタリ合うよう、ベニヤ板を裁断して張ってくれています。
さすが、手際がいいです。

ただ、ここからが難題だったようで。

化粧シートの裏側に、腐敗したベニヤ板がへばりついていました。
これをキレイに取り除かないことには、接着なんてできません。
職人さん達が、ノミやスクレーパーを使って、ベニヤ板のクズを削いでくれました。

この作業も、私もやりたくて仕方なかったのですが、
「それで手を傷つけて、営業出来なくなったりすると、元も子もないですから。」
と、させてもらえませんでした。

うー、こういうの、
得意なほうなんだけどなぁ😢

まあ、あんまりオーナーにジロジロ見られていると、作業しにくいでしょうから、時々様子を見に来るだけにしておきました。

結局、その剥がしの作業が、思っていたよりも時間を食ったらしく、20時くらいまで頑張ってもらいました。

キッチリ貼り直してくれて、雑巾掛けまでしてもらって、作業完了!
ありがとうございます!

車に道具を積み込みながら、
「あ〜、腰が痛え。」と言う職人さん達。
本来の大工さんのお仕事に差し障りが無いといいのですが。


今回の陥没は、ビルの構造に拠るものらしいですがら詳しくは、ビル管理会社の調査待ちです。

まあ、約12年間持ちこたえたことを考えれば、今回の応急処置で数年は大丈夫だと思われます。

皆さま、安心してご来店ください。

いやー、それにしても、こういう工事って、胸躍りますよねぇ。
(見てるだけだから言えるセリフなのかもしれませんが。)