ホキ美術館 千葉市緑区(2)
美術館のある立地が面白く、いうなれば開発された住宅地の中に(といっても区画的には端に立地)この美術館があるといった方がイメージしやすいと思います。
建物の外観写真を撮っているこの場所はまさに、戸建住宅の並ぶ家々の前の道路から撮っているものです。
気づいたこととしては、展示室内にある蹴上のない大階段があるのですが、たわみや振動防止として階段同士を1本の鉄筋で付けていること。階段の裏も展示室なのですがこの1本の鉄筋が目立つのです。
30mものはね出し展示室を設計することと比べればなんて事のないように思えるのですが・・・
それと、公共施設にありがちな点字ブロックの色。
視覚障害者の為に設置するのに、鋲のみでしかも色がメタル。床がコンクリート等のグレー系なので色の対比がなくわかりにくい。
視覚障害者という場合、弱視の人も含まれるのでとても見えにくいだろうなあと。
それとも、絵は「目」で見るものだからといった差別的な発想があるとも思えませんし・・・
まだまだデザイン重視なのでしょうか・・・
ホキ美術館 千葉市緑区(1)
千葉の最寄り駅が土気駅で昭和の森の隣にあります。
因みにローカルな感覚だと昭島を連想しますが、「昭和の森」はいろいろな所にあるのですね。なるほど。
ホキ美術館の特徴は写実絵画専門の美術館ということと、建築的に面白そうな所です。
なんといっても建物の売りは、この30mもはね出した展示室です。
(といっても展示室は先端からかなり手前までで残り先端までの数メートルは外部で立ち入り不可)
構造的にも、面白くて展示室はロの字状の鋼板構造というつくり。
展示室の断面は単純な鉄板で4面囲っている訳ではなく一部がガラス面という、展示室の長辺、短辺ともに片持ち構造という複雑なしくみになっています。
このはね出した展示室の壁をたたくとなるほど鉄板だということがわかります。
さらにいえば、壁が鉄板ゆえ?展示している絵画も磁石で固定しているとか・・・
正面。このはね出している展示室は実は1階。土地の高低差があるのでここから見るとそうは見えないのです。
ホキ美術館の「ホキ」とは創設者の保木さんの名前。医療製品メーカーの創業者です。
会場内及び駐車場周辺を歩いていればスーツを着た館長こと保木さんにあえると思います。



