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佐渡旅行に行ってきました!その2

佐渡旅行2日目の写真です。

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この日は、朝からしとしとと雨が降ったり止んだりの1日でした。

お天気がよければ、
ずっと行ってみたいと思っていた天然杉の遊歩道を散策してみたかったのですが、
残念ながら、この日は寒い1日でした。

「傘さしても歩けるんじゃない?」と私は粘ったものの、
母は私を、というより、私のおなかの中の赤ちゃんのことを心配し、
風邪でも引いたら後が大変と、今回は断念することにしました。

天然杉の森へは、せっかくだから次回もっと季節のいいときに、
ガイドさんに案内していただいて行ってみたいと思います。
今後のお楽しみ。

そして向かった先は、羽茂の絞張山荘さんです。
上の紅葉の写真は、絞張山荘のご主人さんが案内してくださった山の中で見つけた風景です。
佐渡の紅葉は、ほとんど終わりかけといったところでしたが、
深まり行く秋を楽しませていただくことができました。

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こちらは、山荘のご主人手づくりのハンモック。
緑鮮やかな竹林と、色とりどりの紅葉に囲まれて、お昼寝なんて素敵です。


海は時化模様でした。
佐渡の海が本気を出したら、波の高さはまだまだこんなもんじゃ済みません。
冬の訪れを感じさせる海。

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通りかかったら、決して素通りできない魅惑の場所です。
佐渡のフルーツ王国・西三川の名物くだもの直売所。

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佐渡に住んで最初の夏(2002年)、
私はこの直売所の店頭にずらりと並んだ大きな大きなスイカの群れに圧倒され、
思わず行き過ぎた車を引き返してきて、初めてここの扉を開けました。

そして、直売所の方が試食用にと切ってくださったスイカを初めて食べたときから、
すっかりここの果物たちに魅了されてしまったのでした。

以降、夏は冷蔵庫に西三川スイカを切らすことがなくなり、
秋には梨、おけさ柿、りんごと、
どれもこれもびっくりするほど美味しい西三川フルーツのとりこになってしまいました。

昨年は、10年来の恋心が叶い、
西三川の果樹農園さんのうちの一軒、さかや農園さんにご協力をいただいて
西三川りんごを使ったお菓子教室を佐渡で開催させていただくことができました。

(昨年の教室の様子はこちらから)

そのときも思う存分西三川りんごの美味しさを堪能させていただいたのですが、
今年もまた、そんな季節がやってきました。

今年も、ここを素通りすることはやっぱりできません。

りんごの品種って、こんなにあるんだ!と思うほど
色とりどり、たくさんの品種のりんごが並んでいます。

扉を開けた瞬間に、甘酸っぱい芳香に包まれ、母も私も歓声を上げました。

何種類ものりんごを試食させていただいた末に、
母は陽光、私は金星という品種のりんごが一番気に入り、
2種類のりんごの大きな袋を抱えて、帰りの佐渡汽船に乗りました。

家に帰ってきてから、
母はさっそく西三川のりんごを使って、何種類かの焼き菓子を作っていました。

私はというと、、、
りんごの皮をむいて一口食べるたびに
「やっぱり西三川のりんごって美味しいわ!これほんとに美味しい!」
という言葉をあきもせずを繰り返し、
お菓子を作るまでもなく、わずか2週間足らずで「金星」を完食してしまいました。

今年もまた改めて、西三川りんごの美味しさにびっくりさせられる秋となったのでした。


昨年、西三川りんごのお菓子教室を開かせていただいておきながら、
いまさらこんなことを言うのもなんですが、、、

ここのりんごをお菓子に使おうなんて、恐れ多いにもほどがある!
無駄な抵抗はやめた方がいい!と心底思ってしまいます(笑)

焼き菓子に向く品種もあるにはあるんでしょうが、
ここのりんごは、そのままフレッシュな状態でいただくのがいちばん美味しいです。

何の手出しも不要。
ただただ、佐渡の類まれなる自然条件が与えてくれる恵みと、
生産者さんたちの努力に心から感謝していただきたくなる、そういうりんごです。

佐渡旅行に行ってきました!

今月11日から母とふたりで佐渡に1泊旅行に行ってきました。

昨年の秋から、たくさんのご縁のおかげで佐渡で料理教室を開催させていただけるようになり、
年に数回は佐渡に行ける機会に恵まれるようになったものの、
仕事の都合で毎回強行日程で、まったく自由がきかない1泊2日の滞在ばかりでした。

今回は、料理教室のためではなくて、自由気ままな佐渡旅行です。

佐渡つながりのご縁で、東京でお知り合いになったお友達が主催を務めてくださった、
内モンゴルご出身の馬頭琴奏者、ウルグンさんの初の佐渡公演がこの日開かれ、
それを見に行くのが、今回の旅のいちばんのお目当てでした。

私が持っているウルグンさんのCDを聞いて、以前から馬頭琴の音色に惹かれていた母も、
喜んでコンサートに一緒に行くと言ってくれました。

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(演奏中のお写真は、カメラのシャッター音が出てしまうのがいやだったので、
撮影を遠慮させていただきました)


コンサート会場になったのは、
私が「佐渡の織り姫」と呼ばせていただいている裂き織りデザイナーさん、
石塚絹代さんのギャラリー兼工房兼カフェ、「さっこりHOUSE三の宮」さんです。

石塚さんとは、私が佐渡に転勤になった2002年4月に初めてお会いし、
(お会いした日付けまで覚えています。たぶん4月7日だったと思います。
それくらい印象的な出会いでした)
それから10年経つ今でも、変わらずお付き合いをさせていただいていています。

石塚さんのお店におじゃますると、私は毎度毎度こりもせず
お尻に根っこが生えたようになって、時間を忘れて時を過ごしてしまいます。
本当に穏やかな時間が流れる、素敵で不思議な空間なんです。

石塚さんの裂き織り作品たち。
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佐渡の織り姫、石塚絹代さんです。
石塚さん手づくりの季節の押し花たちに彩られた、この大きなテーブルが大好きです。
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上の2枚の写真は、今年2月に伺った時に撮らせていただいた写真なので、
石塚さんも、さっこりさんのギャラリーも、
このときよりまたさらに素敵に進化していました。



こんな素敵な空間と、ウルグンさんの馬頭琴の、優しく深い音色のコラボレーション。
考えただけでも素晴らしくて、この日を何ヶ月も前から待ち望んでいたのでした。


初めてウルグンさんの生演奏を聴かせていただいた母も大感激の、
本当にすばらしいコンサートでした。

渾身の素晴らしい演奏を披露してくださり、
お客様からの質問にひとつひとつ丁寧に受け答えしながら
馬頭琴の魅力と故郷モンゴルの風を佐渡に伝えてくださったウルグンさん。

このコンサートを企画してくださった主催者さん、石塚さん、
石塚さんを支えてくださる最高のスタッフさんたち。

本当に素敵な温かい夜を過ごさせていただき、ありがとうございました。



☆☆☆


以下、今回の佐渡旅行のアルバムからです。

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こちらは、1日目の夕食でお伺いしたレストランのお料理から。
佐渡産のマゴチのポワレです。


こちらのお店は、佐渡市潟端にある完全予約制のフレンチレストラン、清助さん。

もう何年も前から、佐渡にお住まいのグルメでダンディーなちょい悪オヤジ(失礼!)から
お話を伺っていて、絶対行ってみたいと思っていたお店です。

びっくりするほどすごい山の中にぽつんとある古民家を改装したレストランで、
東京や海外のいくつものレストランで腕を振るわれていたシェフが
奥様とお二人で始められたお店と伺っていました。

「とにかくすごい場所だぞ。看板も出してないし、あんた、ぜ~ったい迷子になるよ」と
ちょい悪オヤジからお墨付きをいただいていたので、
そのロケーションも、楽しみのひとつでした(笑)

今回、すっごく高性能のカーナビを搭載したレンタカーという強い味方がいたにもかかわらず、
期待を裏切らず私たちは見事迷子になりました。

だって。
この先、車で進んでいいの?間違えてても、バックで引き換えすなんて私には無理だよ!って
恐れおののいてしまうほどの、細~い砂利の山道なんです。
車を止めてちょっと歩いて、カーナビのさす目的地方向に進んではみたものの、
な~んか建物なんかなさそうだよ?と不安になるほどの。

そこでお店に電話をさせてただき、今いる場所の風景を説明したら、
電話に出てくださったシェフと思しき男性が開口一番、
「おお、優秀ですね!そこまでこれましたか」と褒めてくださいました(笑)
そして「目の前の怖そうな森を、まっすぐ進んできてください」と。

途中で迷子になったお客様からのヘルプコールに、これまで何度も対応されてきたんでしょう。
私たちはその中では優秀な方だったみたいです(笑)
(優秀だったのは私ではなくカーナビなのですが・・・)

恐れおののきながら進んできた山道の先に、ほんわりと灯る明かりに出会ったときの、
安堵と幸福も、もうひとつのごちそうでした(笑)

お店って、必ずしも立地が全てじゃないんだね。
評判のお店なら、たとえどんな藪の中をこぎ分けてでも(失礼!)
お客様はそこを捜し求めて来てくださるんだね。

そういう深~い気づきをもらった、佐渡1日目の夕食でした。


つづきはまた次回。。。

佐渡料理教室レシピ編 ~採れたて野菜と佐渡のイカで楽しむ自家製PIZZA~

本当に遅ればせながら、
7月の佐渡料理教室で作らせていただいたお料理のレシピを今頃ようやくアップします。

この日作らせていただいたお料理は、もはやすっかり季節外れになってしまい、
もう間もなく、次回佐渡料理教室のご案内ができあがるような季節になってしまいました。

次回は佐渡の秋を代表する特産品「おけさ柿(種なし八珍柿)」を使って、
デザートを数点作ってみたいと思っています。

日時等の詳細は、間もなくご案内させていただきます。


とはいえ、まずは前回のレシピをアップしないことには。。。

今回作ったお料理は、
夏野菜とスルメイカのピザ、西三川スイカとココナッツミルクの冷製スープの2品でした。

もはやスイカのココナッツミルクスープは季節外れもいいところですが、
ピザは上にトッピングする具材を変えれば季節を問わず楽しめるので、
おうちでも焼き立てふわふわの手作りピザを楽しんでいただければと思います。


☆夏野菜と丸ごとスルメイカのピザ☆
~私をイカ釣り船に乗せてくれた佐渡の漁師さんへ 10年の時を超えた感謝をこめて~


佐渡の畑で採れた夏野菜と、夏の佐渡を代表する海の幸、イカをふんだんにトッピングし、
イカわたをピザソースに使って焼きあげています。

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【材料と分量】(直径約20センチの丸型1枚分)

≪ピザ生地≫
・薄力粉100g  
・強力粉100g
・エクストラバージンオリーブオイル少量
・塩3g
・ドライイースト2g
・水 120ml~

≪イカわたソース≫
・オリーブオイル 大さじ1
・にんにくみじん切り 1片  
・鷹の爪 1本
・イカわた 1杯分
・白ワイン 大さじ1
・牛乳 大さじ
・マヨネーズ 大さじ2

≪トッピング≫
・スルメイカ 1杯
・じゃがいも
・なす
・ズッキーニ
・トマト
・ピーマン
・赤パプリカ
・黄色パプリカ
・ピザ用チーズ
・マヨネーズ 
・大葉
・塩  
・エクストラバージンオリーブオイル
(野菜、調味料はいずれも適量)




【作り方】

≪ピザ生地≫
① 粉以外の材料と水40mlをボウルに合わせてよく混ぜる。
② 薄力粉と強力粉を別のボウルに合わせ、①を加える。
  残りの水も加えてボウルの中でひとまとまりにする。
③ 生地がまとまったら、打ち粉(強力粉:分量外)を振った台に取り出し、約5分こねる。
④ 打ち粉を振ったボウルに入れ、十字に切りこみを入れて乾いたタオルをかぶせ、
  約1時間半発酵させる。

≪トッピング材料 下処理≫
① イカはさばいて薄皮をむき、胴体とエンペラは短冊に、ゲソはぶつ切りにする。
  わたは包丁でかきだし、白ワインと合わせておく。
② じゃがいも、なす、ズッキーニ、トマト、ピーマンは極薄い輪切り、
  パプリカ2種と大葉は千切りにする。
  なすは切り口に塩少々(分量外)を振ってしばらくおき、出てきた水気を拭き取る。

≪いかわたソース≫
① にんにくはみじん切り、鷹の爪は半分にちぎり、種を出す。
② マヨネーズは牛乳で溶きのばしておく。
③ フライパンに多めのオリーブオイルを敷き、
  ①のにんにく、鷹の爪を加えてから弱火にかける。
④ にんにくがきつね色になり、香りが出てきたら、
  ワインと合わせたイカわたを加えて煮立たせ、アルコールを飛ばす。
⑤ ②を加えてふつふつと沸いてきたら火を止め、器に取り出しておく。

≪トッピング≫
① いかわたソースのフライパンにオリーブオイルを敷き、じゃがいもを炒める。
  透き通ってきたらイカの身を加えてサッと炒め、塩で調味し、皿に取り出す。
② ①のフライパンにオリーブオイルを足し、なすとズッキーニを軽く炒めて塩で調味する。

≪ピザ生地成形・仕上げ≫
① 十分発酵したピザ生地を、打ち粉を振った台にのせ、
  麺棒で直径約20センチの丸型に伸ばす。
② いかわたソースを生地の端1cmを残して均等に塗り広げ、
  トッピングの野菜、イカ、チーズをのせ、マヨネーズを格子状に絞る。
③ 200℃に予熱しておいたオーブンで約20分焼く。
④ 仕上げに千切りの大葉を散らし、出来上がり。






☆西三川スイカとココナッツミルクの冷製スープ☆

佐渡を代表する果物の産地・西三川の甘~いスイカに、ココナッツミルクを合わせた
ひんやりシャリシャリ食感のトロピカルドリンク。
佐渡産の米粉と絹ごし豆腐でつくる白玉をアクセントに。

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【材料と分量】(5~6人分)

・西三川すいか 500g
・ココナッツミルク 200cc
・コンデンスミルク 適量
・佐渡産米粉 65g(豆腐の水分量によって微調整)
・絹ごし豆腐 75g
・ココナッツロング 適量
・あればミントの葉 適量



【作り方】

① スイカは一口大に切って種を除き、冷凍庫で凍らせておく。
② 白玉を作る。ボウルに米粉と豆腐(水切り不要)を合わせ、
  耳たぶのような柔らかさにする。
  一口大に丸めて熱湯で茹で、浮いてきたら取り出し、氷水で冷やす。
③ ①のスイカとココナッツミルク、コンデンスミルクをミキサーにかける。
④ グラスに③を注ぎ、②の白玉、ココナッツロングを浮かべる。
  あればミントの葉を飾り、出来上がり。

(米粉の白玉は時間が経つと固くなりますが、絹ごし豆腐を加えることで柔らかさを保てます)