第53話はこちら
こんにちは、おけいです。
カラーコーディネーター養成講座を学んだスクールで、
パーソナルカラー診断をやりたい!
と確固たる自覚が持てたおけい。
200人の診断修行もスタートしつつ、パーソナルカラーに特化したコースも受講しました。
それでも、判定の仕組みというか、診断の理論のようなものには今ひとつ腑に落ちていない点がありました。
それは、私自身の診断結果(spring)が、好きな色のタイプではなかったから。
もちろん、顔映りが良く見えるものが、似合うタイプ。
パーソナルカラーは、目の前にある事実ですから、ある意味理論とは対極にある部分もあるのだと思います。
目の前にある事実だから、知識がない人でも納得はできるのです。
でもなんか、好きな色じゃなかったのが悲しくて、そうなると納得できるような理論が欲しくなってしまうのです。
200人修行をやっているうちに、だんだん診断そのものはスムーズに出来るようになり、
正しい結果を出すことに徐々に自信もついて来ました。
でも。
もっと、ちゃんとした説明が出来るようになりたかったんですね。
もうこれは先生に個人的に弟子入りするしか無いんじゃなかろうか?
こう考えたおけいは、パーソナルカラーコースの最終日に、
先生にお願いしてみました。
しかし、これは掟破りだったのです。
スクール受講生は、講師に個人的にレッスンを受けることは禁じられています。
そんなこと、わかってるけどね!
でも、それでも、他のパーソナルカラーのスクールに行ったところで、また同じような思いをしそうだし、
個人的に弟子入りできる先生とか分からないし、私の中ではもうこの先生しかいませんでした。
当然、お断りされました。
でも、試合は9回裏ツーアウトからが勝負です。
(野球の実況か)
心臓が動いてんなら、まだ終わっちゃいねえ。
(キングダム読みすぎ)
という思いで、なんとか聞き出した先生のメールアドレスへ、
何度もお願いのメールをお送りしました。
(先生、すみませんでした・・・><)
すると。
・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこまでおっしゃるなら、わかりました。
絶対に他には内緒ですが、受講のご希望お受けします。
と返信が来ました。
ヤッターーーーーーー!!!!
姉ちゃん、やったよ!!!(私は一人っ子ですw)
やっぱりですよ。
想いというのは伝わるものなのです。
諦めたら、そこで終わりです。
本当に、本当にそうしたい、と思っていることは、
例え規則でダメだとしても、
「普通そんなことあり得ないでしょ」というようなことでも、
叶うものなのだな、と実感できた瞬間でした。
本当はこうしたい、と思うことがあっても、
ルールがあるから仕方がない、とか
締め切り過ぎちゃったからもうダメだ、
と諦めてしまったりってことありますよね。
でも、ダメ元でプッシュしてみるといいと思います。
やっぱりダメでも、その方がスッキリと切り替えられて、思いが叶わなかった事で自己肯定感が下がらずにも済みます。
逆に、ルールや締め切りを理由にして、一歩踏み出さないとしたら・・・
チャレンジして失敗するのが怖い
やってみて、できなかったらみっともない
実現しても何も変わらなかったらどうしよう
などと、やったことで傷ついてしまう自分を本能的に守って、無意識に心にブレーキをかけている可能性もありますね。
現状維持願望、というやつです。
大きな変化から自分を守ることはできますが、これを繰り返していると、セルフイメージが下がりやすくなります。
思い切って、ダメ元トライ、私はお勧めしますよ!
ちなみに、この時は成功しましたが、もちろんダメ元でやってダメだったことだって、たっくさんありましたよw
でも、いいんです。
行動したってことが、自分の財産になるわけだからね^^
・・・・・閑話休題。
というわけで、ゴールデンウィークを絡めて、短期集中で
先生オリジナルのパーソナルカラリスト養成講座を受講することになったのでした。
いやー~ん、先生と二人きりなのかしら?
他に受講生さんとかいるのかな?
と、ドキドキワクワクしながら先生のスタジオへ行くと。
なんとそこには、スクールのパーソナルカラーコースで一緒だった同期がふたり、いるではありませんか。
聞けば、同じように先生にゴリ押ししたのだとか。
なーーーーーーーーんだ!(笑)
私だけじゃなかったんだね~~~~~~(笑)
ちょっとばかり拍子抜けしましたが、
掟破り みんなで破れば怖くない
の心理が働いて、だいぶ安心しました。(笑)
というわけで、気心が知れた仲間3人で、しかし厳しくビシビシと、先生にレッスンをつけて頂きました。
あっという間に講座は終了し・・・・
でも。
さらに学びはありましたよ。
あと、お客様にお渡しする色見本は、先生のそのまた先生のところのオリジナルのものを購入させて頂けることになり、
カラードレープは、なんと先生が染色釜をキープして専用に染め上げた、こだわりのオリジナルを購入させて頂き、
パーソナルカラーのイントロダクションで欠かせない、4シーズンボード用の布チップも頂けて、ツールも充実しました。
色見本以外は、今でもずっと使い続けています。
なんだけど。
まだちょっと、モヤモヤするのはなぜだろう・・・・
(映画「ララランド」は衣装のカラフルな色彩も印象的でした)
ただ、いつまでもそうやっていてもキリがありません。
200人修行も終了したので、この時点で、ちゃんとした料金を頂くカラー診断をスタートさせることにしたのでした。
・・・・・・
おけいのパーソナルカラー道は、まだまだ序の口なのですが、
この辺りで、プライベートの件にちょっと戻らねばなりません。
大手商社での派遣の仕事、一人の子を除き、派遣全員から無視されていた件(第52話)・・・・
もう毎日割り切ってやるしかなかったです。
その頃お付き合いしていた彼にも多少その話はしてみたりしていたのですが、(さりげなく、新しい彼登場w)
だからと言って気持ちが晴れるわけでもなく。
そんなある金曜日、職場の部全体飲み会で遅くなったことがありました。
家の方向が似ている隣の課の課長さんとタクシーに乗って帰ることになり、もう数分で、おけいのアパートに着く。
という時に。
あろうことか、課長サンが私の胸を触って来た!
のです!!!!
えーーーーー!? はああああ???
と驚いて声も出ない間に、今度はくちびるチュー!!!!
ちょっちょっちょ!!!
何すんねん!
とは言わなかったけど、無言で押し戻して、
「あ!すみません、ここで止めてくださいっ!!!!!」
と運転手さんに叫び、大慌てでタクシーから降りました。
幸い、課長サンは降りて来ず、
タクシーはそのまま発車・・・・・
よかった。。。
でも、何じゃあれは!??
エロ課長だったんかい!?
全然タイプじゃないし。(タイプならいいのか!?w)
キモチワルイ!!!
隣の課で、それほど接点はないからよかったけど、、、、
こんなん、誰にも言えないな・・・
派遣仲間も今はこんな状態だし。
うっすらと、いや、相当。
イヤー~な気分になりながら、月曜日を迎えました。
しばらくは何事もなく、数日が過ぎましたが、ある日派遣会社の担当者から面談の呼び出しがかかり。
「まだ更新のタイミングでもないし、、、何だろう」
フロアの角にある小さな会議室に入ると、派遣会社の担当者は
こう言いました。
「若月さん、1課から2課へ異動しませんか?というお話を頂いているのですが、どうされますか?」
へっ!?
2課!?
2課って、あのエロ課長の2課!?
えーーーーーーーーー><
どういうことやねん~~~~!?(なんですぐに関西弁やねん~~~)
そんな、2課なんか行ったら、毎日エロ課長と顔付き合わせることになるじゃん。
職場でまさか胸は触ってこないだろうけど、
キモいよキモいよキモいよ~~~~、絶対ヤダーーーーーー!!!!
そりゃあ、無視されてる派遣仲間と違う課になるのはいいかも知れないけど、2課には派遣が一人も居ない。
若手営業社員たちは四六時中フロアには居ないし。
てことは・・・・
てことは・・・・・
てことは・・・・・・・・!!!!!
おけい、軽く絶体絶命。
さあ、どうする!?
第55話に続く
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