第52話はこちら
こんにちは、おけいです。
タクシーで帰宅するくらい残業になったり、派遣仲間から突然無視されたり・・・・
中々ハードなお仕事環境。
そんでもって、母親からは、再び「ケッコンケッコンケッコン」と留守電満杯になるくらいの電話攻撃・・・
もはや救いは、カラーを学ぶ夜のスクールに。
その、カラーコーディネーター養成講座の終盤で、パーソナルカラー実習というものがありました。
ごくごく簡単に、受講生全員のカラー診断をやってもらえて、一通りやり方を学ぶ、くらいのものでしたけれどね。
(これって今思えば次の講座受講に繋げる紹介コーナーみたいなもんでしたw)
「色彩」の魅力にハマっていたおけいは、自分に似合う色がわかる、というメソッドに強く心を惹かれました。
パーソナルカラーとは。
その人の持って生まれた身体の色素(肌、髪、瞳)に調和して、互いが美しく引き立て合える、いわゆる「似合う色」のこと。
3つのキーワード(色の三属性、「色相」「明度」「彩度」)を用いて、世の中に存在する色を4つに分類する。
↓こんな感じです。
↑4分類にはこのように季節の名前がつけられていることが多いです。
この4分類の色を布にしたもの(カラードレープと呼ばれます)を鏡の前で顔の下に当て、
(こんな感じです。。これは今年の1月くらいだったかな?)
顔映りの違いを見極めて、
明るく、健康的に、ツヤツヤ若々しく見える色が、4分類のうちのどれなのかを決定する。
といった感じです。
確かに、ドレープが変わると、顔色も変わる!
こんなに違うとは思わなかった!
似合う色ってこうして調べられるものなんだ、すごい。
通販会社に転職してすぐ、意味不明の閃きで「カラーで何かする!!」と決心したわけですが(第51話)、その「何か」が分かった気がしました。
私は、この
パーソナルカラー診断がやってみたい!
ちなみに、私は、先ほどの図でいう「spring」でした。
しかも、かなり分かりやすい、誰が見ても一目瞭然、な。
でも実は、ずっと長い間「summer」のような色合いが大好きで、そんな色の服やメイクでずっと過ごして来ていました。
なので、この診断結果はかなり衝撃的で、かつとても残念でもありました。
何とかしてsummerになれないものかと思いました。
(なれへんて、笑)
似合う色と好きな色は違う。
よく言われることです。
そして、こうなることを恐れてカラー診断を受けることを躊躇する方もいます。
診断を受けて、逆に傷付いてしまった方もいる・・・
(これは、お伝えの仕方にかなり問題アリですね><)
だから、私はこうした人たちの気持ちがすっごく良くわかるんです。
そして、実はこのことが、
今の私のカラー診断のコンセプトのスタートでもあったのです。
ただ、そこに到達するまでには、10年ほどの時間を要することになるのですが・・・・
自分自身の診断結果にはめちゃくちゃスッキリしないながらも(笑)、パーソナルカラー診断そのものには、すごく魅了されました。
一通り診断手順については会得し、診断に使うカラードレープもとっとと購入しました。
しかし、イマイチ自信が持てない・・・
先生に相談しました。
「どうしたら、カラー診断を仕事にすることが出来ますか?」
「まずは、無料でも何でもいいので、200人くらいとにかく診断してみて。
迷いなく、診断できるようになった実感を持てたら、お金を頂いてもOKです」
に、に、にひゃくにんですか!?
どんなに頑張っても一年はかかるよね!?
で、できるんかいな!?
まーでも確かにそうよね、「仕事にする」=「お金をいただく」ことなんだから、万に一つも間違いがあったらいけないしね。
でもどうしてもカラー診断のプロになりたい。
こう見えて、おけいは真面目で素直なので(笑)、すぐさまこの200人キャンペーンをスタートしました。
と同時に、おけいがspringに納得してない(単に好きな色じゃなかったってだけだけどw)ので、それを納得させられるような理論を学べたら、とパーソナルカラーコースも追加で申し込みました。
(こうして人は「インプット」にどんどんお金をつぎ込んでいくわけね・・・^^:)
パーソナルカラーコースは、吉祥寺校には設定がなく、渋谷校に通うことになりました。
新しい仲間、新しいカラーの先生。
今度は、全員女性で8人の受講生。
まずは一人一人のカラータイプ確認から始まりましたが、何と綺麗に1タイプ二人づつに分かれました!
こりゃーなかなかすごいクラスです。
でもやっぱりおけいはspringでした・・・・
(まだ引きずってるw)
全3ヶ月のコースはあっという間に終了しました。
楽しかったし、
ためになったと思うし、
新しい技術も得られたけれど。
まだなんかしっくりこない。
でも、もうこの学校ではカラーを学び尽くしている。
そこでおけいが考えたこととは・・・・?
第54話に続く