今回はにんにくについて紹介していきます。
にんにくというと栄養価が高い食材ですが、疲労回復や滋養強壮、美容効果アップなどの効果があります。
にんにくの栄養価は・・・
【可食部100g当り】
エネルギー 134kcal 水分 65.1g たんぱく質 6g 脂質 1.3g
炭水化物 26.3g 灰分 1.3g 飽和脂肪酸 0.18 食物繊維 5.7g
不飽和脂肪酸 0.45g コレステロール - 等栄養素を含まれています。
にんにくというとあの強烈な臭いがする食材ですが、あの強烈な臭いが免疫力を高めてくれます。
にんにくの臭いの正体は、硫化アリルの一種であるアリシンという成分です。このアリシンには、強い殺菌作用と体内でビタミンB1と同じ働きをする効果があります。
アリシンには、ガンを防ぐ(発ガン抑制)強力な抗酸化作用があります。また、アリシンは食用油などに溶けると、アホエンという、これもまたイオウ化合物がですが、このアホエンには抗ガン作用の他に、血栓を予防・改善する作用が報告されています。いずれも強い抗酸化作用によるものです。
またアリシンには、風邪や気管支炎の原因になる連鎖球菌やブドウ状球菌などを殺す強い殺菌・抗菌力があり、胃潰瘍を引き起こすピロリ菌やO-157菌にも有効とされる報告もあります。この作用で病気への抵抗力を高めるなどの働きをしています。
美容効果もあり、ニンニクの有効成分は大変浸透性が高く皮膚の表面からも効率よく吸収されると言う特徴があります。 また、皮膚の内部に適度な脂分を留める働きもあるので水分と脂分がバランスよく保たれ小じわやたるみを、めだたなくしてくれます。
あまりにも食べ過ぎると、胃をあらしたり、血圧の上昇、目の充血、肝臓障害を引き起こす危険もあるので注意しましょう。目安として、生食する場合は、1日3~4片にとどめましょう。
しかし、にんにくを毎日生食するのは難しいと思います。そんなにんにくの効果を高めた食べ物として「黒にんにく」です。
黒にんにくとはにんにくの種類ではなくて、通常の白いにんにくを高温、高湿で熟成させたもので、文字通り実の部分が「黒く」なることから「黒にんにく」と呼ばれています。
黒にんにくは熟成を経て、硬さは無くしっとりと柔らかな食感で、甘みのあるプルーンのような味をしています。そして、風味の変化だけでなく、アミノ酸やポリフェノールなどの栄養素の含有量が白いにんにくよりはるかにアップしているのです。
黒にんにくは熟成することで、通常のにんにくにあるにんにく特有の臭いや、ピリッとした刺激のある風味などがマイルドになり、糖度が増して甘みが強くなっています。イメージとしてはレーズンやプルーンといったドライフルーツのような食感です。
通常のにんにくよりも栄養価が高まっている黒にんにく。一体どんな風に食べれば良いのでしょうか。黒にんにくは熟成することによって、にんにく特有の匂いや、刺激のある風味が消えているので、そのまま調理せずに食べることができます。
味は甘みが強く臭いも長く残らないので(30分から1時間ほどで口臭は気にならなくなります)、おやつのようにそのまま食べることが可能です。
👑オススメブログランキング👑
↓良かったポチをお願いします。



