6,434人の尊い犠牲は、国内・地域の防災対策、建物
の耐震・免震・防火対策、関連法令・規則等の改正、自衛
消防業務・防災センター要員・施設警備の災害対応等
各種講習・研修・訓練の見直し・改正等、今日に至る社会
の防災・減災対策に繋がっています。
また、[緊急消防援助隊]編成など、捜索・救助活動の
全国的な組織・体制確立、同年の[防災基本計画]等
の改正により、災害ボランティアの「受入れ体制・環境
整備」が定められ、その後の自然災害時における官民
が一体となった救援・復旧活動の体制確立に繋がりま
した。
尊い犠牲を無駄にしないよう、防災・減災の重要性を再
認識するとともに、生活・夢・未来を無念に絶たれた
6,434人の尊い御霊に恥じないよう、生きる有り難
さを噛み締めながら、一日一日を過ごして参ります。 |