台風18号・暴風・大雨により被災された地域皆さまに
お見舞い申し上げます。
2次災害を警戒されている地域皆さまは、くれぐれも
気をつけてお過ごし下さい。



岡山市南区郡(児島湖北湖岸):撮影地
2013. 4.21撮影
カメラ FUJIFILM FinePix HS30EXR



岡南富士怒塚山いかつかやま
岡山市南区郡~玉野市八浜の境に位置し、 金甲山に次いで
児島半島で2番目に高い、標高332mの山です。

かつて、「児島」が浮かんでいた吉備の穴海 (現、岡山平野~
児島湾~児島湖)の海岸線からそびえ立ち、現代の岡南地域
(下記)に雄々しい姿を魅せる山容から 「岡南富士」(こうなん
ふじ)と呼ばれています。


岡南(こうなん)
江戸時代から数世紀に亘って行われた児島湾干拓のうち
特に藤田組(現、同和鉱業株式会社)により明治時代から
行われた児島湾内の大規模な干拓 「藤田開墾」 によって
埋め立て・造成、新田開拓・宅地開発・工業・商業立地され
た岡山県岡山市南部、旭川(東)から笹ヶ瀬川(西)に至る
地域です。

1964年(昭和39年)、同地域を中心とした岡山市・玉野市・
倉敷市、及び周辺町村とともに新産業都市建設促進法に
基づく 「岡山県南新産業都市」 に指定されました。

写 真 2009. 8.24 撮影
カメラ PENTAX K-m
レンズ PENTAX DA 18-55mm



怒塚城跡
山頂に室町・安土桃山時代の城跡、「怒塚城」跡(土塀・堀切)が
あります。
古代の児島を開拓し、備前国児島郡三宅郷
(下記)を治めてい
た土豪(首長) 三宅氏
(下記)の一族、宇多見氏(児島郡波智
荘歌見:現、玉野市八浜町見石大雲寺周辺出身)の居城です。
(児島開拓の歴史・伝説 : 下記リンク)

写真:2015. 1. 8撮影
FUJIFILM FinePix HS30EXR



御製碑と怒塚山
2012. 8.19
昭和天皇、皇后両陛下 御視察御製碑
1956年(昭和32年)4月10日、昭和天皇・皇后両陛下が岡山へ
行幸啓
(ぎょうこうけい)になられ、工事中の児島湾締切堤防
児島湖を御視察、後日御製を寄せられました。
行幸啓(ぎょうこうけい)
天皇陛下、皇后陛下がご一緒に外出されること。
御製(ぎょせい)
天皇陛下がお詠みになった和歌。
(写真左:怒塚山、右(遠方):児島富士「常山」)
御 製
海原を せきし堤に立ちて見れば
しほならぬうみにかはりつつあり
海原を堰き止める堤防に立って見れば (見渡せば)
潮ではない(塩分・満干がない)海に変わりつつある

御製碑 拡大画像(ページ中段)
児島湾締切堤防中央、児島湖側(南側)緑地内



御幸弁天橋と怒塚山
2012. 9.15
国生みの神話、古事記に吉備児島、日本書紀に吉備子洲と記
されている、いにしえのロマン溢れる児島半島へ架かる橋。
児島湾締切堤防道路の樋門部分に架けられた橋です。
昭和天皇・皇后両陛下の行幸啓、締切堤防工事の御視察
(前述)を記念し、「御幸弁天橋」 と名づけられました。
御幸(みゆき)
天皇陛下が外出されること。(行幸:ぎょうこう) 及び、
天皇皇后両陛下がご一緒に外出されること。(行幸啓)

「弁天」は、締切堤防・橋の東詰め(児島半島、北西端)の小高い
丘陵一帯 : 近世まで郡の沖に浮かび、旧石器時代集落跡「
天島遺跡
」があった(現存遺構なし)「弁天島」に由来します。



児島湾 夕映え
2013. 9. 5
岡山港(岡山市南区築港元町)より
(左:怒塚山、右(遠方):児島富士「常山」)


郡港と怒塚山
2013. 9.24
原始の頃から生活が営まれていた郡は、古代より吉備児島の
」(首都)として、郡港は吉備国の主要港として栄えました。
(右:怒塚山、中央(奥):児島半島最高峰「金甲山」)

カメラ FUJIFILM FinePix HS30EXR
PENTAX Optio S60
PENTAX K-m
レンズ TAMRON AF 28-300mm MACRO
TAMRON SPAF17-50mm F2.8 Di

2006年・2009年 撮影 (HP版転載)

2006. 2.18


2009. 8.14
児島湖、北側湖岸(岡山市南区郡)より

2006年・2009年撮影 (HP版転載分)
カメラ PENTAX Optio S60
PENTAX K-m
レンズ TAMRON AF 28-300mm MACRO

岡南富士怒塚山(歴史編)

児島開拓の歴史・伝説
(同一ウインドウで開きます)

晴れの国おかやまの観光情報はこちらから!

観光・グルメ・イベント情報 ets 盛りだくさん!
今までに撮影、ご紹介した晴れの国おかやま
(o^O^)_こちら から是非ご覧下さい。

岡山の風 サイト運用規程 (リンク・個人情報・著作権)
ホームページ版 「岡山の風」 閉鎖につきまして
読者登録・なう・Twitterフォロー等につきまして
脊椎症・脊髄症の手術・施術 (ご案内) につきまして

■■■■■■■ ペタしてね